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2023.01.11

ひとりの人を取り巻く環境

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認知症の教室(一般市民用)

認知症の教室(専門職用)

人は誰でも周囲の環境とともに人生を過ごします。
例えポツンと一軒家に一人で暮らしていたとしても、
その暮らしている周囲の環境と一体化して暮らしています。

在宅生活を送る認知症の人も、
その周囲の地域環境によって住みやすいかそうでないかが決まってきます。

人の人生の最期の時

救急で運ばれ病院へ行ったとします。
その人が見る最後の景色は病院の天井か、見知らぬ医師、看護師の顔かもしれません。

しかし、ホームで長年暮らした人はその施設内の景色、
そして職員たちという馴染みの景色の中で人生の最期を迎えます。

まったく知らないところではなく、
馴染んだ場所や人たちのいる場所で、その人生を終えること。
本人にとっても、周囲の人たちにとっても意味ある環境と言えるでしょう。
何故ならば、私たちにとって、
その人は死してなお私たちの心に生き続ける(刻まれる)からです。

ひとりの人を取り巻く環境は、
その人の人生の最期に至るまで意味を持つものと言えるでしょう。

利用者にとって周囲の人たちは重要な環境。
つまり私たちはその重要な環境を形作っている一人なのです。

話は変わりますが、
五月山動物園のウオンバットのワイン。
ギネスに登録された長寿のウオンバットです。

このワインの長寿の秘訣、
それは隣りの柵の中にいる若いメスウオンバットのユキちゃんを見つめること。
長老のワインにとって重要な環境なのです。

隣りのかわいいユキちゃんはワインにとって大切な環境です。
物事は前向きに
ユキちゃんです