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2022.06.17

「なんでやねん!思考法」とは(前編)

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認知症の教室(専門職用)

センター長の石川です。

ケアの現場では色々なアプローチが行われています。
理論的な難しいものや、一杯書き込むものもあります。
なかなか大変です。

そこで今回は、関西人の特性?を活かした「なんでやねん!思考法」について
お話しする前編です。

そもそも「なんでやねん!」は、大阪人をはじめとした関西人には身についているものと言えます。
漫才の世界だけでなく、普段から私たちに身についている言葉でもあります。
身についているからこそ普段からよく思ったり、口にしたりします。
それを活用するのです。

ケアの現場では「気づき力」が問われますが、いざ真面目に考えると、気づき力と言われても…?
ということになるでしょう。

しかし普段から心の中では「なんでやねん!」と思っていることが一杯あるはずなのです。
それは、え?と思うようなケアの内容かもしれませんし、
他の職員に対しても思うことかもしれません。

その「なんでやねん!」こそが気づき力なのです。

私もパソコン操作時に、例えばこのワード打刻時に、
パソコンが自分が思っているのと全然違う表示をしたら、
思わず「なんでやねん!」と毒ついていることが多々あります。

まぁ「なんでやねん!」と言いながらパソコンに向かって怒っているのですが、
「自分は間違ってない、パソコンがおかしい!」という意味でのなんでやねん!ですね。
しかしその99%は私の操作間違いと言えます。

「なんでやねん」は文句や疑問だけでなく、結局自分にも降りかかってくる言葉にもなります。

次回はこの「なんでやねん!」思考をどのように活かすかについて書いてみたいと思います。