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2021.04.12

みんな違って みんな尊い あるがまま

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認知症の教室(一般市民用)

認知症の教室(専門職用)

センター長の石川です。

もう一か月ほど前になりますが、
我が国の認知症ケアの第一人者である、長谷川和夫先生から色紙をいただきました。

長谷川先生は、皆様ご存知の通り、自らが認知症であるとカミングアウトされています。
認知症も徐々に進行していき、もの忘れも多くなってきていた状況の中、
私のような市井の民に書いてくださりました。

さすがに字は少し不安定になっていますが、そのあまりにも重い言葉に
ブログに書き込むにはしばし時間が必要となりました。

みんな違ってみんな尊い

「認知症になっても心は生きている」
既に認知症ケアでは、当然わかっておかなければならない言葉ですが、
次の、
「みんな違って みんな尊い」と言う言葉が深く重たいのです。

みんな違ってみんな尊い
約7~8年前の長谷川先生。講演を一緒にさせてもらいました。

今や多様性(ダイバーシティ)が普通の時代
まさしく、みんな違って、みんな尊いのです。

みんな違ってみんな尊い

認知症の人も、認知症の人として特化するのではなく、
(それは周囲を困らせる存在の人として見られてしまう)
一人の人として見る視点を忘れてはならないと言うことでもあるのです。

そう考えると、「認知症ケア」として括ってしまうこと自体が
時代遅れではないのかなと考えてしまいます。

父と娘の認知症日記
中央法規出版社 税別1300円です

と、あれこれ考えているうちに一か月
「みんな違って みんな尊い あるがまま」
もう少し深く考えていきたいと思います。