2020.09.18 | トピックス, 必見!最新情報, 認知症の教室(一般市民用), 認知症の教室(専門職用)
コロナ禍における認知症の人への影響について
2020.09.19
職場を変えるのは一人一人の小さな力
トピックス
認知症の教室(一般市民用)
認知症の教室(専門職用)
センター長の石川です。
今日は、2019年5月に「認知症の人にやさしい街をめざして」と題した国際シンポジウム(主催:朝日新聞社、朝日新聞厚生文化事業団)が、大阪で開催された時の基調講演者、イギリス・プリマス大学で、認知症アカデミックパートナーシップリーダーを務めるイアン・シェリフさんのお話し「認知症フレンドリーコミュニティー構築の道のり」から、冒頭の部分を紹介したいと思います。
「世界を変えるのは、一人ひとりの小さな力」
アメリカの文化人類学者であるマーガレット・ミード(Margaret Mead)の言葉です。
Never doubt that a small group of thoughtful, committed, citizens can change the world. Indeed, it is the only thing that ever has.
この言葉には、「思慮深く決意に満ちた人たちの小さなグループが、世界を変えられると疑ってはいけない」という意味が込められています。
つまり、これまでに世界を変えたのは、個人やグループによる小さな力なのです。
小さな力とは、皆さんのことです。
私たちが世界を変えるのです。
皆さんも一緒に、認知症の人たちにやさしい世界へ変えていきましょう。
*「なかまある」HPより引用
以上が冒頭の部分ですが、
この言葉の、「世界」を「職場」に読み替えてみてください。或いは「自分の街」でも読み替えられます。
「職場を変えるのは、一人ひとりの小さな力」ですね。
「小さな力とは、皆さんのことです。私たち(皆さんが)が職場を変えるのです。皆さんも一緒に、認知症の人たちにやさしい職場(街)へ変えていきましょう。」
となりますね。
この熱い思いこそが、具体的に何を行うかを考えるためのスタート地点になります。
「利用者(認知症の人)のより良い生活のために、職場を変える!」
そういう、ワクワクドキドキ感こそが、前へ進むエネルギーになるのですね!