2020.06.06 | ほんわか写真館
ストロベリームーン撮影する
2020.06.09
私のことを「認知」と呼ばないで
認知症の教室(専門職用)
センター長の石川です。
私のことを「認知」と呼ばないで
ある認知症の人の言葉です。
「認知症」と呼ぶのがそんなに邪魔くさいのですか?と続けられます。
「認知」或いは「認知の人」と呼ばれると、
軽蔑されたような、人として下に見られているような
そんな気持ちにさせられるとも話されていました。
認知機能に伴う「認知症」という病気であり、
「あの人認知やから」と蔑むように言われることは心外であり、
人としてリスペクト(敬意を払う)態度では決してありません。
残念ながら「認知」と呼ぶのはケアマネジャーに多いようです。
ケアプランナーであっても、認知症の人の優位に立つ存在ではないのです。
少なくとも専門職は注意すべきことです。
「認知」と呼ぶのは「痴呆」と呼ぶのと根本的に変わってないではないか。
多くの認知症という病気になった人の声です。
その職場が認知症の人に「人として敬意を払っているか」どうかの
指標になるかもしれません。
*これまで私はこの点について注意をしたことはありません。専門職の気づき力に期待していたからですが…