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2020.03.05

トピックス
SDGsとしての安心声掛け訓練 センター長の石川です。 皆さんは「SDGs(エスディージーズ)」って聞かれたことがあるでしょうか? 最近少しづつ浸透してきたかなと思います。 詳細についてはリンク先を貼っておきますので、そちらを参考にしてください。 簡単に言いますと、 「2015年9月、国連において持続可能な開発目標(SDGs)が採択されました。あらゆる形態の貧困に終止符を打ち、不平等をなくし、誰一人取り残されないようにするために、17の目標が打ち立てられました。国連は、SDGs推進のために、ロゴやアイコン、ポスター等を作成しています。」 国連が定めた17の目標です。 社会福祉法人由寿会では、様々な社会貢献活動を行っていますが、その中でも「安心・声掛け・つながり訓練」は、まさにこの国連が定めたSDGsを実践していると言えます。 認知症の人が、そして困っている人が安心して暮らせるまちづくりを目指して行っているこの活動は、SDGs17項目のうち、3「保健・福祉の促進」、11「住み続けられる街づくり」、17「パートナーシップ」そして小中学生も参加しているため4「質の高い教育をみんなに」も合致した行動なのです。 優しそうな人で声掛け頑張れる(英田北地区) これまでの実施回数は以下の通りです。 【安心声掛けつながり訓練】 ①2015年10月 第1回英田北小学校区 103名参加 ②2015年12月 第1回英田南小学校区  95名参加 ③2016年 6月 第2回英田北小学校区 195名参加 ④2016年 7月 第2回英田南小学校区 145名参加 ⑤2017年 6月 第3回英田北小学校区  94名参加 ⑥2017年 9月 第1回藤戸小学校区   54名参加 ⑦2018年 3月 第3回英田南小学校区  92名参加 ⑧2018年 6月 第4回英田北小学校区 105名参加 ⑨2018年 9月 第2回藤戸小学校区   64名参加 ⑩2018年11月 第1回楠根小学校区  157名参加 ⑪2019年 3月 第4回英田南小学校区  90名参加 ⑫2019年 6月 第5回英田北小学校区 102名参加 ⑬2019年11月 第3回藤戸小学校区   75名参加 ⑭2019年11月 第2回楠根小学校区  117名参加 2020年 2月 第5回英田南小学校区 (コロナウィルスのため延期) 延べ1488名の市民の方が参加されています(1回の平均は106名) 中学生たちも参加しています(楠根地区) まさしく持続可能な開発として実践しているのです。残念ながら2月22日の声掛け訓練については、コロナウィルスの拡大で中止・延期となりましたが、回を重ねる中で小中学生の参加も増え、 多くの世代の人たちによるSDGsの活動となっていると言えるでしょう。 法人としては、これが「SDGs」活動ですと明記しているわけではありませんが、世界的に、もちろん国として取り組んでいる活動目標に確実に関与し、継続して行っている活動であると言えるのです。 今回のウィルス騒動が落ち着けば、また再開しますので、その時には皆さんも一緒に参加しましょう! https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html   大阪府池田市の高校生もSDGsに取り組んでいます
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2020.03.03

ほんわか写真館
長寿星に願いをこめて(2) センター長の石川です。 うっかりくしゃみひとつもできない殺伐とした状況になってしまいました。 世の中は、気持ちが落ち着かないニュースばかりなので、今回はちょっとそんな世界を離れたお話を。 と言っても前回の続きですが、今回は私が撮影した写真を載せますね。 但しブログ掲載では写真をかなり圧縮しなければならないので、一杯の星粒はきれいに写らないですが。 1等星の中で2番目に明るい「カノープス」。 別名「南極老人星」は、長寿を願う星でもあります。 私たち高齢者福祉に携わる者にとっては、ある意味、守り神みたいな星かもしれませんね。 私は「南極老人星」という名前が気に入ってます(笑) さて、超ラッキーなことに、私は3年連続カノープスを撮影することが出来ました。 海辺に住んでいれば、見る機会は一杯あると思うのですが、私の休みと、快晴と、月がないことが重なる時でないと撮影できないので、ほんとにラッキーだと思います。 2年前に撮影したこの写真の水平線上の4つの明かりは船になります。その船の上で、ぼんやりとオレンジ色に輝いているのがカノープス(南極老人星)です。 上空で、でかく輝いている星が(ソフトフィルターを使用しているので、明るい星ほどでかく写ります。)1等星で一番明るいシリウスです。 あれれ?カノープスは2番目に明るい星のはずなのに、シリウスとの明るさに差がありすぎるのでは? 前回も書いたように、カノープスは元々南半球の星なので、南に行けば輝いていますが、日本ではかなり低い場所となり、太陽光の偏光や大気の影響から、このように輝きは暗いですし、オレンジ色の感じでしか見えないのです。 1枚目の写真をアップにしたものです。天空の星と違って、いかに低い位置にあるかというのがわかります。 この写真は昨年のものです。海面付近は、もやが発生しやすいので、晴れていてもこれだけ低い位置だと見えないときもあるのです。上空はシリウスです。 地球からカノープスまでの距離は200光年。つまり、200年前の輝きを見ていることになります。 因みにシリウスまでは約8光年強。シリウスは地球にかなり近い恒星ですね。 この写真の左側で淡く輝いている筋は、冬の天の川です。 この写真はつい最近撮影したものです。違うカメラで撮影したので、前の二枚とは少し趣が違いますね。 3年連続撮影出来て、本当にラッキーでした。 これらの星は「恒星」と言いますが、「惑星」との違いについてはまた後ほどに。 今はとにかく、コロナウィルスが早く終息することを、星に願うのみです。
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2020.03.02

トピックス
操られ人間にならないように センター長の石川です。 突然のトイレットペーパーが消えたことにびっくりしています。 世の中に不安が増すと、その不安を煽って楽しむ「ダークサイドに染まったろくでもない人間」の書き込みひとつで世の中はパニックになり、瞬く間にトイレットペーパーがなくなります。 そしてすぐに高価な価格で売りつけようとする「ろくでもない人間」が出現し、私たちを操ります。 そんな「不安を煽る、高価な価格で転売する、ろくでもない人たち」と違って、下記のようなメッセージを出してくれた人もいます。 イタリアでもウィルスは猛威を振るっていますが、休校になったある学校の校長先生が生徒に送った手紙が話題になっています。 ドメニコ・スキラーチェ校長 朝日新聞デジタルより ヴォルタ高校の皆さんへ〜 『”ドイツのアラマン族がミラノに持ち込む可能性があると健康省が恐れていたペスト。それは、実際に持ち込まれ、イタリア中に蔓延し、人々を死に至らしめた…” これは、1630年にミラノを襲ったペストの流行について書かれた”許嫁”の有名な第31章です。見事な先見性と良質な文章。ここ数日の混乱の中に置かれた君たちに、よく読んでみることをお勧めします。ここに全てが書かれています。 外国人を危険と見なし、当局間は激しい衝突。最初の感染者をヒステリックなまでに捜索し、専門家を軽視し、感染させた疑いのある者を狩り、デマに翻弄され、愚かな治療を試し、必需品を買い漁り、そして医療危機。 君たちもよく知っている通りの名前がいくつも登場するこの章は、マンゾーニの小説というより、まるで今日の新聞を読んでいるかのようです。 親愛なる生徒たち。規則的な学校生活は市民の秩序を学ぶためにも必要です。休校に至るには、当局もそれ相応の決断をしたのでしょう。専門家でもない私は、その判断の正当性を評価することも、また評価できると過信もしません。当局の判断を信頼し、尊重し、その指示を注意深く観察して、そして君たちには次のことを伝えたいと思います。 冷静さを保ち、集団パニックに巻き込まれないでください。基本的な対策(手洗いうがいなど)を怠らず日常生活を続けてください。 この機会を利用して散歩をしたり、良質な本を読んでください。 体調に不備がなければ家にこもっている理由はありませんが、スーパーや薬局に殺到しマスクを探しに行く理由もありません。マスクは病気の人に必要なものです。 感染の広がりが速いのは、発展した文明の結果です。それを止める壁がないことは、数世紀前も同様で、ただその速度が遅かっただけです。 このような危機における最大のリスクについては、マンゾーニ、そしてボッカッチョが、私たちに教えてくれています。 それは、人間が作る社会が毒され、市民生活が荒れること。目に見えない敵に脅かされた時、人間の本能は、あたかもそこらじゅうに敵がいるかのように感じさせ、私たちと同じ人々までもを脅威とみなしてしまう危険があります。 14世紀と17世紀のペスト流行時とは異なり、現代の私たちには確実で進歩し続ける医学があります。 社会と人間性、私たちの最も貴重な資産であるこれらを守るために、文明的で合理的な思考をしましょう。 もしそれができなければ、”ウィルス”が勝利してしまうかもしれません。 では、学校で君たちを待っています。』 さすが、教育者ですね。 しかしながら、それでもどうしても煽られてしまう所は私たちにあると思います。 でもこんな時だからこそ、「それがどうした!」くらいの思いを持たないと、「ろくでもない人間」に好きなように操られることになってしまうでしょう。 そしてそれは社会と人間性の崩壊に繋がっていくのです。
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2020.02.28

必見!最新情報
コロナウィルスが襲ってきても センター長の石川です コロナウィルスが襲って来ようが介護家族の大変さは待ったなしですね。 認知症の当人にとっては、むしろ不安、混乱を引き起こすことが増える、つまり介護家族の負担も増えるということになります。 マスクをしてほしいと言っても当然わからないし、つけても外してしまう。 手を洗ってほしいと言っても洗えない。 うがいとなるとさらに難しくなります。 不要不急の外出はするなと言われても、勝手に出ていくし、病院に行かなければお薬が切れるということもあると思います。 まさしく、認知症の人にとっても、介護家族にとっても不安と混乱を増幅させている現状と言えるかもしれません。 とりあえず、衛生面については、何もできないと思うよりは、少しでもやってみることで随分違ってくると思います。 例えば、手洗いは流水に手を当てるだけでも(できたら手をこする)随分違うでしょう。 うがいはできないで当たり前。むしろ一般的にもうがいが届くのはのどの手前くらいなので、お茶お水をこまめに飲むこです。のどについたウィルスを洗い流す方が良いとされています。強力な胃液がウィルスをやっつけてくれます。機会あるごとに、こまめに水分摂取を進めてください。 マスクは自分もつけるところを見せながら、一緒につける。でもすぐに取ってしまうかもしれませんが、そこは根気よく続けてみます。しかしそもそもがマスクがないというのが最大の問題ですね。 外へ出ていってしまうことに関しては、積極的に前もって一緒に散歩に出ることです。 どうしても今は籠る、押さえる方向に行ってしまいますが、人が多いところではない公園などへの散歩を先に行うこともいいかもしれません。 もっとも、それが可能かどうかという家族の状況にもよりますし、認知症の人本人の理解度によっても違ってくるでしょう。 ただ、世の中の状況で、介護者が不安の表情を募らせると、認知症の人本人も不安を大きくさせます。 できるだけ「なんとかなるさ、ケセラセラ」くらいの笑顔を「作り」でもいいから見せてあげてください。 こんな時だからこそ、気持ちをポジティブに。 https://www.youtube.com/watch?v=oVGgJXjjhFc ご家族様のストレスが溜まった場合は、愚痴の発散でもいいのでご連絡ください。
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2020.02.26

ほんわか写真館
長寿星に願いを込めて(1) センター長の石川です。 既にお知らせしておりますが、3月中に実施予定だった全ての行事や会議は中止になっています。 また面会や訪問も現在はできませんのでご了解ください。 職員においても健康チェック、手洗い、消毒等も徹底させております。 さて、世の中は暗い話ばかり。特に今は排斥的な意識が広がる可能性が大きい状況と言えます。 そんな心が殺気立つような状況の緩和に少しでもなるように、このブログでは柔らかめの話題を載せたいと思います。 まさしく「星に願いを」の星シリーズになります。 最初は長寿星と言われる「カノープス」です。 この星は1等星のひとつ(1等星とは、惑星を除く、地球から見える明るい星のことを言います。惑星とそのほかの星との違いはまた別に書きますね)で、全天には21の1等星があるのですが、カノープスは2番目に明るい星なのです。 しかし、このカノープス、本来南半球で見える星なので、実は基本的に日本ではほとんど見ることが出来ません。 ただ、1月下旬から3月初めまでの間は、関東以南では水平線ぎりぎりに見ることが出来ます。 アストロアーツより引用 天候に恵まれ、下層部(海上に近い部分)が澄んでいる、19~21時頃の間だけは水平線の上に見ることが出来るのです。 ですから、見れたらかなりラッキー!と言えるかもしれません。 カノープスは中国では「南極老人星」と呼ばれています。寿老人の星、つまり長寿星とされています。 ですから、南極老人星を見れたら長寿になるのですね! では、実際に私が撮影した南極老人星の写真は 次回に!
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 皆さんは「SDGs(エスディージーズ)」って聞かれたことがあるでしょうか? 最近少しづつ浸透してきたかなと思います。 詳細についてはリンク先を貼っておきますので、そちらを参考にしてください。 簡単に言いますと、 「2015年9月、国連において持続可能な開発目標(SDGs)が採択されました。あらゆる形態の貧困に終止符を打ち、不平等をなくし、誰一人取り残されないようにするために、17の目標が打ち立てられました。国連は、SDGs推進のために、ロゴやアイコン、ポスター等を作成しています。」 [caption id="attachment_1346" align="aligncenter" width="563"] 国連が定めた17の目標です。[/caption] 社会福祉法人由寿会では、様々な社会貢献活動を行っていますが、その中でも「安心・声掛け・つながり訓練」は、まさにこの国連が定めたSDGsを実践していると言えます。 認知症の人が、そして困っている人が安心して暮らせるまちづくりを目指して行っているこの活動は、SDGs17項目のうち、3「保健・福祉の促進」、11「住み続けられる街づくり」、17「パートナーシップ」そして小中学生も参加しているため4「質の高い教育をみんなに」も合致した行動なのです。 [caption id="attachment_779" align="aligncenter" width="650"] 優しそうな人で声掛け頑張れる(英田北地区)[/caption] これまでの実施回数は以下の通りです。 【安心声掛けつながり訓練】 ①2015年10月 第1回英田北小学校区 103名参加 ②2015年12月 第1回英田南小学校区  95名参加 ③2016年 6月 第2回英田北小学校区 195名参加 ④2016年 7月 第2回英田南小学校区 145名参加 ⑤2017年 6月 第3回英田北小学校区  94名参加 ⑥2017年 9月 第1回藤戸小学校区   54名参加 ⑦2018年 3月 第3回英田南小学校区  92名参加 ⑧2018年 6月 第4回英田北小学校区 105名参加 ⑨2018年 9月 第2回藤戸小学校区   64名参加 ⑩2018年11月 第1回楠根小学校区  157名参加 ⑪2019年 3月 第4回英田南小学校区  90名参加 ⑫2019年 6月 第5回英田北小学校区 102名参加 ⑬2019年11月 第3回藤戸小学校区   75名参加 ⑭2019年11月 第2回楠根小学校区  117名参加 2020年 2月 第5回英田南小学校区 (コロナウィルスのため延期) 延べ1488名の市民の方が参加されています(1回の平均は106名) [caption id="attachment_1175" align="aligncenter" width="650"] 中学生たちも参加しています(楠根地区)[/caption] まさしく持続可能な開発として実践しているのです。残念ながら2月22日の声掛け訓練については、コロナウィルスの拡大で中止・延期となりましたが、回を重ねる中で小中学生の参加も増え、 多くの世代の人たちによるSDGsの活動となっていると言えるでしょう。 法人としては、これが「SDGs」活動ですと明記しているわけではありませんが、世界的に、もちろん国として取り組んでいる活動目標に確実に関与し、継続して行っている活動であると言えるのです。 今回のウィルス騒動が落ち着けば、また再開しますので、その時には皆さんも一緒に参加しましょう! https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html   [caption id="attachment_1350" align="aligncenter" width="650"] 大阪府池田市の高校生もSDGsに取り組んでいます[/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 うっかりくしゃみひとつもできない殺伐とした状況になってしまいました。 世の中は、気持ちが落ち着かないニュースばかりなので、今回はちょっとそんな世界を離れたお話を。 と言っても前回の続きですが、今回は私が撮影した写真を載せますね。 但しブログ掲載では写真をかなり圧縮しなければならないので、一杯の星粒はきれいに写らないですが。 1等星の中で2番目に明るい「カノープス」。 別名「南極老人星」は、長寿を願う星でもあります。 私たち高齢者福祉に携わる者にとっては、ある意味、守り神みたいな星かもしれませんね。 私は「南極老人星」という名前が気に入ってます(笑) さて、超ラッキーなことに、私は3年連続カノープスを撮影することが出来ました。 海辺に住んでいれば、見る機会は一杯あると思うのですが、私の休みと、快晴と、月がないことが重なる時でないと撮影できないので、ほんとにラッキーだと思います。 2年前に撮影したこの写真の水平線上の4つの明かりは船になります。その船の上で、ぼんやりとオレンジ色に輝いているのがカノープス(南極老人星)です。 上空で、でかく輝いている星が(ソフトフィルターを使用しているので、明るい星ほどでかく写ります。)1等星で一番明るいシリウスです。 あれれ?カノープスは2番目に明るい星のはずなのに、シリウスとの明るさに差がありすぎるのでは? 前回も書いたように、カノープスは元々南半球の星なので、南に行けば輝いていますが、日本ではかなり低い場所となり、太陽光の偏光や大気の影響から、このように輝きは暗いですし、オレンジ色の感じでしか見えないのです。 1枚目の写真をアップにしたものです。天空の星と違って、いかに低い位置にあるかというのがわかります。 この写真は昨年のものです。海面付近は、もやが発生しやすいので、晴れていてもこれだけ低い位置だと見えないときもあるのです。上空はシリウスです。 地球からカノープスまでの距離は200光年。つまり、200年前の輝きを見ていることになります。 因みにシリウスまでは約8光年強。シリウスは地球にかなり近い恒星ですね。 この写真の左側で淡く輝いている筋は、冬の天の川です。 この写真はつい最近撮影したものです。違うカメラで撮影したので、前の二枚とは少し趣が違いますね。 3年連続撮影出来て、本当にラッキーでした。 これらの星は「恒星」と言いますが、「惑星」との違いについてはまた後ほどに。 今はとにかく、コロナウィルスが早く終息することを、星に願うのみです。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 突然のトイレットペーパーが消えたことにびっくりしています。 世の中に不安が増すと、その不安を煽って楽しむ「ダークサイドに染まったろくでもない人間」の書き込みひとつで世の中はパニックになり、瞬く間にトイレットペーパーがなくなります。 そしてすぐに高価な価格で売りつけようとする「ろくでもない人間」が出現し、私たちを操ります。 そんな「不安を煽る、高価な価格で転売する、ろくでもない人たち」と違って、下記のようなメッセージを出してくれた人もいます。 イタリアでもウィルスは猛威を振るっていますが、休校になったある学校の校長先生が生徒に送った手紙が話題になっています。 [caption id="attachment_1331" align="aligncenter" width="300"] ドメニコ・スキラーチェ校長 朝日新聞デジタルより[/caption] ヴォルタ高校の皆さんへ〜 『”ドイツのアラマン族がミラノに持ち込む可能性があると健康省が恐れていたペスト。それは、実際に持ち込まれ、イタリア中に蔓延し、人々を死に至らしめた…” これは、1630年にミラノを襲ったペストの流行について書かれた”許嫁”の有名な第31章です。見事な先見性と良質な文章。ここ数日の混乱の中に置かれた君たちに、よく読んでみることをお勧めします。ここに全てが書かれています。 外国人を危険と見なし、当局間は激しい衝突。最初の感染者をヒステリックなまでに捜索し、専門家を軽視し、感染させた疑いのある者を狩り、デマに翻弄され、愚かな治療を試し、必需品を買い漁り、そして医療危機。 君たちもよく知っている通りの名前がいくつも登場するこの章は、マンゾーニの小説というより、まるで今日の新聞を読んでいるかのようです。 親愛なる生徒たち。規則的な学校生活は市民の秩序を学ぶためにも必要です。休校に至るには、当局もそれ相応の決断をしたのでしょう。専門家でもない私は、その判断の正当性を評価することも、また評価できると過信もしません。当局の判断を信頼し、尊重し、その指示を注意深く観察して、そして君たちには次のことを伝えたいと思います。 冷静さを保ち、集団パニックに巻き込まれないでください。基本的な対策(手洗いうがいなど)を怠らず日常生活を続けてください。 この機会を利用して散歩をしたり、良質な本を読んでください。 体調に不備がなければ家にこもっている理由はありませんが、スーパーや薬局に殺到しマスクを探しに行く理由もありません。マスクは病気の人に必要なものです。 感染の広がりが速いのは、発展した文明の結果です。それを止める壁がないことは、数世紀前も同様で、ただその速度が遅かっただけです。 このような危機における最大のリスクについては、マンゾーニ、そしてボッカッチョが、私たちに教えてくれています。 それは、人間が作る社会が毒され、市民生活が荒れること。目に見えない敵に脅かされた時、人間の本能は、あたかもそこらじゅうに敵がいるかのように感じさせ、私たちと同じ人々までもを脅威とみなしてしまう危険があります。 14世紀と17世紀のペスト流行時とは異なり、現代の私たちには確実で進歩し続ける医学があります。 社会と人間性、私たちの最も貴重な資産であるこれらを守るために、文明的で合理的な思考をしましょう。 もしそれができなければ、”ウィルス”が勝利してしまうかもしれません。 では、学校で君たちを待っています。』 さすが、教育者ですね。 しかしながら、それでもどうしても煽られてしまう所は私たちにあると思います。 でもこんな時だからこそ、「それがどうした!」くらいの思いを持たないと、「ろくでもない人間」に好きなように操られることになってしまうでしょう。 そしてそれは社会と人間性の崩壊に繋がっていくのです。
ブログ投稿画像 センター長の石川です コロナウィルスが襲って来ようが介護家族の大変さは待ったなしですね。 認知症の当人にとっては、むしろ不安、混乱を引き起こすことが増える、つまり介護家族の負担も増えるということになります。 マスクをしてほしいと言っても当然わからないし、つけても外してしまう。 手を洗ってほしいと言っても洗えない。 うがいとなるとさらに難しくなります。 不要不急の外出はするなと言われても、勝手に出ていくし、病院に行かなければお薬が切れるということもあると思います。 まさしく、認知症の人にとっても、介護家族にとっても不安と混乱を増幅させている現状と言えるかもしれません。 とりあえず、衛生面については、何もできないと思うよりは、少しでもやってみることで随分違ってくると思います。 例えば、手洗いは流水に手を当てるだけでも(できたら手をこする)随分違うでしょう。 うがいはできないで当たり前。むしろ一般的にもうがいが届くのはのどの手前くらいなので、お茶お水をこまめに飲むこです。のどについたウィルスを洗い流す方が良いとされています。強力な胃液がウィルスをやっつけてくれます。機会あるごとに、こまめに水分摂取を進めてください。 マスクは自分もつけるところを見せながら、一緒につける。でもすぐに取ってしまうかもしれませんが、そこは根気よく続けてみます。しかしそもそもがマスクがないというのが最大の問題ですね。 外へ出ていってしまうことに関しては、積極的に前もって一緒に散歩に出ることです。 どうしても今は籠る、押さえる方向に行ってしまいますが、人が多いところではない公園などへの散歩を先に行うこともいいかもしれません。 もっとも、それが可能かどうかという家族の状況にもよりますし、認知症の人本人の理解度によっても違ってくるでしょう。 ただ、世の中の状況で、介護者が不安の表情を募らせると、認知症の人本人も不安を大きくさせます。 できるだけ「なんとかなるさ、ケセラセラ」くらいの笑顔を「作り」でもいいから見せてあげてください。 こんな時だからこそ、気持ちをポジティブに。 https://www.youtube.com/watch?v=oVGgJXjjhFc ご家族様のストレスが溜まった場合は、愚痴の発散でもいいのでご連絡ください。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 既にお知らせしておりますが、3月中に実施予定だった全ての行事や会議は中止になっています。 また面会や訪問も現在はできませんのでご了解ください。 職員においても健康チェック、手洗い、消毒等も徹底させております。 さて、世の中は暗い話ばかり。特に今は排斥的な意識が広がる可能性が大きい状況と言えます。 そんな心が殺気立つような状況の緩和に少しでもなるように、このブログでは柔らかめの話題を載せたいと思います。 まさしく「星に願いを」の星シリーズになります。 最初は長寿星と言われる「カノープス」です。 この星は1等星のひとつ(1等星とは、惑星を除く、地球から見える明るい星のことを言います。惑星とそのほかの星との違いはまた別に書きますね)で、全天には21の1等星があるのですが、カノープスは2番目に明るい星なのです。 しかし、このカノープス、本来南半球で見える星なので、実は基本的に日本ではほとんど見ることが出来ません。 ただ、1月下旬から3月初めまでの間は、関東以南では水平線ぎりぎりに見ることが出来ます。 [caption id="attachment_1320" align="aligncenter" width="650"] アストロアーツより引用[/caption] 天候に恵まれ、下層部(海上に近い部分)が澄んでいる、19~21時頃の間だけは水平線の上に見ることが出来るのです。 ですから、見れたらかなりラッキー!と言えるかもしれません。 カノープスは中国では「南極老人星」と呼ばれています。寿老人の星、つまり長寿星とされています。 ですから、南極老人星を見れたら長寿になるのですね! では、実際に私が撮影した南極老人星の写真は 次回に!
ブログ投稿画像 センター長の石川です ちょっとバタバタすると、ブログをさぼる悪い癖を持つ石川です。 今回のコロナウィルスの猛威についての対応のお願いです。 皆様ニュースでもご承知のように、多くの人が集まる行事などは中止するよう通達が出ております。 当法人におきましても、法人の判断により予定していました行事や会議などを、中止若しくは延期させていただくことになりました。 また、施設入居者をお守りする観点から、面会や訪問等もお断りすることになりました。 直近の行事では、2月22日実施の「安心声掛けつながり訓練」を中止、延期とさせていただきました。 その他、当方で実施しておりますリボンカフェや居酒屋も一定の期間、中止とさせていただきます。 皆様にはご迷惑おかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いします。 不明点ございましたら、ご連絡ください。 その分明るい話題をできるだけこのブログに載せていきたいと思っています。 お楽しみに! なお、藤川幸之助先生の講演会詳細については後日お知らせさせていただきます。 [caption id="attachment_1317" align="aligncenter" width="650"] 藤川幸之助先生[/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 2月1日 第6回英田北ティータイム勉強会が開催されました。 毎回盛況なこの勉強会 今回は110名もの方の参加がありました。 [caption id="attachment_1294" align="aligncenter" width="650"] 皆さん熱心に集まってくれました[/caption] テーマは「美味しく学べる!」ですね。 ケーキのおいしさの意味だけでなく、しっかり学んで健康管理が出来れば、 「美味しい人生」につなげることが出来るということですね。 [caption id="attachment_1295" align="aligncenter" width="650"] 尾﨑先生です。普段のだらけた生活を反省させられる内容でした。[/caption] 不味い人生ではなく、美味しい人生を送るためにも、日頃からの健康管理に気を付けたいと思います。 [caption id="attachment_1296" align="aligncenter" width="650"] 座薬は、座って飲む薬ではありません!川口先生です。[/caption] 3月28日には、英田南地区(アーバンチャイルドこども園)で実施されます。 [caption id="attachment_1297" align="aligncenter" width="650"] 口は万病のもとですよ!正しい歯磨きしましょう!松前先生です。[/caption] なお、詳細については、アーバンケア島之内のブログをご覧ください。 https://yoshijukai.or.jp/urban-shimanouchi/2020/02/02/%e7%ac%ac%ef%bc%96%e5%9b%9e%e3%80%80%e8%8b%b1%e7%94%b0%e5%8c%97%e3%83%86%e3%82%a3%e3%83%bc%e3%82%bf%e3%82%a4%e3%83%a0%e5%8b%89%e5%bc%b7%e4%bc%9a/