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「2022年09月」で記事を検索しました。

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2022.09.03

トピックス
秋の気配 少し山に入ると、もうもみじが色づき始めていました。 季節は夏から秋へ少しずつ変化していきます。 今年の夏も暑いだけで天候不順でしたね。 地球の気候がどんどんおかしくなっていきます。 気象予報士泣かせのことが多くなりましたね。 さて、気象予報士が天気の予報をするように、 私たちも常に変化を感じ取らなければならない仕事と言えます。 人の心と身体の変化を感じ取る。 それは今や科学技術を駆使している気象予報士より難しいかもしれません。 身体的変化 これは、私たちは絶対見逃せないものです。 見逃せば、それは気象予報士が天気図を無視するようなものです。 身体的変化は「感」だけでなく、日常の状況把握を常日頃科学的に把握しておくこと。 気象予報士でいえば、天気図を見て、その変化を把握し、 次の状況を予測するのと同じです。 ここはケアスタッフとして、しっかりとやっておかなければならないところですね。 しかし気象予報士よりも難しいことを行うのがケアスタッフです。 それは人の心の動きを感じ取るということです。 私たちの仕事にとって必要不可欠なところ 難しいですよね。 でも難しいからこそ、おもしろい(やりがいが出てくる)ともいえます。 認知症の人の心と繋がる すてきな仕事ですね!
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2022.09.02

トピックス
認知症の人が狙われている!みんなで気をつけて! センター長の石川です。 コロナ禍が続く中、「騙す」犯罪が急増しています。 特に高齢者、さらには認知症の人が狙われています。 その被害の84%が高齢者なのです。 「騙して金を盗る」行為は、特殊詐欺(還付金詐欺)のみならず、悪徳商法、さらには霊感商法など多岐に及んでいます。 老夫婦、一人暮らしの人は特に危険性が高いので、常日頃からご家族のチェックが必要です。 新聞記事にもあるように、電話への対策、特に「この電話は録音されています」のメッセージは効果があると言われています。 またご家族がおられない場合は、ケアマネジャー、地域包括職員などによる公的機関職員による支援体制も必要になるでしょう。   私が地域包括職員だった時代に、「変な電話が掛かってきたら、『地域包括さんに聞いてから』と強く返事してください」と伝え、 或いは電話の前にその旨を書いた紙を貼っておきました。 そう返事するだけで二度と同一者からは電話は掛かってきませんでした。 常に誰かが見守ってるよという認識を騙す側に感じさせることが必要でしょう。 しかし騙す側もますます巧妙になってきます。 私たちも「うちの親に限って」ではなく、「あの人は大丈夫」ではなくて、 常に知らない人の訪問、電話はチェックするということが必要不可欠と言えます。 なお、還付金詐欺は、少しの返金もうれしい庶民だけでなく、 貯金額が多い人でもお金が入るのならと引っ掛かってしまう人も多いようです。 ただコツコツと地道に必死に働いてお金を貯めてきた庶民の汗一杯の貯金が、 一つの騙しであっという間になくなってしまうのは、あまりにも切ないですね。 皆さんの目配り、気配りよろしくお願いします。
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2022.09.01

トピックス
音楽という「しつらえ」 オリバー・サックス博士が亡くなってから7年 俳優ロビン・ウイリアムスが亡くなってから8年 そして映画「レナードの朝」が公開されてから30年 いずれも、誰や?なんや古い映画やなって、今の若い人は思うでしょうね。 映画「レナードの朝」の原作者がオリバー・サックス博士 そのサックス博士を演じたのが、ロビン・ウイリアムスでした。     この映画は以前にも紹介しましたが、 介護者必見の映画です。 特に、患者の心に通じるものを探すために あれやこれやと一生懸命アプローチするケアスタッフの姿が胸を打ちます。 今こんな情熱があるのかな?と   サックス博士の基本的な考え方は、 「私たちは患者の(認知症の人の)不足部分に注意を払いすぎて、 保存されている能力の部分にあまりにも無関心すぎる。」と語り、 「逆境にめげずに失われた部分を補っていこうとする人間の能力を活かさなければならない。」 とも語っています。 まさしく、ここが大切なところ。 可能性の部分と繋がり引き出すこと。 このことを忘れてはならないと思います。 サックス博士は、音楽の効用も説いています。 寝たきりになり、コミュニケーションも難しくなり、 何もわからなくなっているのではと、私たちが思うのは大間違いです。 「しつらえ」には音楽という外すことができない環境要素があります。 子どものころから何らかの音楽に親しみ、 成人してからも好みの音楽は常にその人のそばにあります。 亡くなってからではなく、生きている間に。 その場を設けるのも大切な「しつらえ」です。
ブログ投稿画像 少し山に入ると、もうもみじが色づき始めていました。 季節は夏から秋へ少しずつ変化していきます。 今年の夏も暑いだけで天候不順でしたね。 地球の気候がどんどんおかしくなっていきます。 気象予報士泣かせのことが多くなりましたね。 さて、気象予報士が天気の予報をするように、 私たちも常に変化を感じ取らなければならない仕事と言えます。 人の心と身体の変化を感じ取る。 それは今や科学技術を駆使している気象予報士より難しいかもしれません。 身体的変化 これは、私たちは絶対見逃せないものです。 見逃せば、それは気象予報士が天気図を無視するようなものです。 身体的変化は「感」だけでなく、日常の状況把握を常日頃科学的に把握しておくこと。 気象予報士でいえば、天気図を見て、その変化を把握し、 次の状況を予測するのと同じです。 ここはケアスタッフとして、しっかりとやっておかなければならないところですね。 しかし気象予報士よりも難しいことを行うのがケアスタッフです。 それは人の心の動きを感じ取るということです。 私たちの仕事にとって必要不可欠なところ 難しいですよね。 でも難しいからこそ、おもしろい(やりがいが出てくる)ともいえます。 認知症の人の心と繋がる すてきな仕事ですね!
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 コロナ禍が続く中、「騙す」犯罪が急増しています。 特に高齢者、さらには認知症の人が狙われています。 その被害の84%が高齢者なのです。 「騙して金を盗る」行為は、特殊詐欺(還付金詐欺)のみならず、悪徳商法、さらには霊感商法など多岐に及んでいます。 老夫婦、一人暮らしの人は特に危険性が高いので、常日頃からご家族のチェックが必要です。 新聞記事にもあるように、電話への対策、特に「この電話は録音されています」のメッセージは効果があると言われています。 またご家族がおられない場合は、ケアマネジャー、地域包括職員などによる公的機関職員による支援体制も必要になるでしょう。   私が地域包括職員だった時代に、「変な電話が掛かってきたら、『地域包括さんに聞いてから』と強く返事してください」と伝え、 或いは電話の前にその旨を書いた紙を貼っておきました。 そう返事するだけで二度と同一者からは電話は掛かってきませんでした。 常に誰かが見守ってるよという認識を騙す側に感じさせることが必要でしょう。 しかし騙す側もますます巧妙になってきます。 私たちも「うちの親に限って」ではなく、「あの人は大丈夫」ではなくて、 常に知らない人の訪問、電話はチェックするということが必要不可欠と言えます。 なお、還付金詐欺は、少しの返金もうれしい庶民だけでなく、 貯金額が多い人でもお金が入るのならと引っ掛かってしまう人も多いようです。 ただコツコツと地道に必死に働いてお金を貯めてきた庶民の汗一杯の貯金が、 一つの騙しであっという間になくなってしまうのは、あまりにも切ないですね。 皆さんの目配り、気配りよろしくお願いします。
ブログ投稿画像 オリバー・サックス博士が亡くなってから7年 俳優ロビン・ウイリアムスが亡くなってから8年 そして映画「レナードの朝」が公開されてから30年 いずれも、誰や?なんや古い映画やなって、今の若い人は思うでしょうね。 映画「レナードの朝」の原作者がオリバー・サックス博士 そのサックス博士を演じたのが、ロビン・ウイリアムスでした。     この映画は以前にも紹介しましたが、 介護者必見の映画です。 特に、患者の心に通じるものを探すために あれやこれやと一生懸命アプローチするケアスタッフの姿が胸を打ちます。 今こんな情熱があるのかな?と   サックス博士の基本的な考え方は、 「私たちは患者の(認知症の人の)不足部分に注意を払いすぎて、 保存されている能力の部分にあまりにも無関心すぎる。」と語り、 「逆境にめげずに失われた部分を補っていこうとする人間の能力を活かさなければならない。」 とも語っています。 まさしく、ここが大切なところ。 可能性の部分と繋がり引き出すこと。 このことを忘れてはならないと思います。 サックス博士は、音楽の効用も説いています。 寝たきりになり、コミュニケーションも難しくなり、 何もわからなくなっているのではと、私たちが思うのは大間違いです。 「しつらえ」には音楽という外すことができない環境要素があります。 子どものころから何らかの音楽に親しみ、 成人してからも好みの音楽は常にその人のそばにあります。 亡くなってからではなく、生きている間に。 その場を設けるのも大切な「しつらえ」です。