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2025.03.04

「記憶」をテーマにした映画

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まったくもってブログをさぼっております。
他に行うことが多々あり、ブログが置き去りになっていました。

というか、ブログも「熱意」が湧かないとなかなか書けないものです。
最近はブログに対する熱意が薄くなっている「時期」かもしれません。
そのうちまた色々と書き始める時が来ると思いますので。

さて、「記憶」がテーマの映画を見てきました。
「あの歌を憶えている」という題名の映画です。

若年性認知症の男性とPTSDに苦しむ女性との恋愛物語でしょうか。
記憶を失っていくことで苦しむ男性と、幼い頃の性的虐待の記憶に苦しむ女性
その対比を描いたとも言えます。

記憶って、生きていく上でとても大切なものですが、
その記憶の消失は言いようのない不安や焦燥感が襲ってきます。
一方その記憶がその人の人生(生涯)に多大なる影響を与える苦しみとしても存在します。
そんな二つの「記憶の交差」がこの映画かもしれません。

結局はお互いがその苦しみを共有し、支えあうことで生きていこうとするのですね。
どのような「記憶」の状況であろうと、その人の心にそっと寄り添い支えていくこと。
その大切さを感じさせてくれた映画でした。

それにしても邦題の「あの歌を憶えている」っていうのはダメだな。
センスが全然ありません。
ただ挿入曲の「青い影」は、オールドエイジの人間にとっては
感傷に浸れる名曲ですね。