2025.01.06 | トピックス, 心の荷物預かり所, 必見!最新情報, 認知症の教室(一般市民用), 認知症の教室(専門職用)
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2025.01.08
太平洋フェリーと介護施設(その1)
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太平洋フェリーと介護施設ってどう関係があるのか? と、思われますよね。
そうなのです。直接的関係はありません。
しかし、介護施設の存在価値を考えるにおいて、ここではあえて太平洋フェリーさんをクローズアップしました。
そもそも太平洋フェリーとはどんなフェリーなのか? そこからですね。
太平洋フェリーは、大阪側から見ると、名古屋港を出港し、途中仙台港に立ち寄り、苫小牧港まで行くフェリーです。
つまり北海道に向かう船ですね。その航行時間はなんと40時間!
船中2泊の旅となります。
フェリーですから、車ごとという人も当然いるのですが、
いわゆる乗船だけで苫小牧へ向かう乗客が結構多いのです。
さて大阪から北海道に行くならば、普通は、飛行機を考えます。
飛行機ならば1時間半、待ち時間等を含めても、3時間もあれば北の大地を踏めるのです。
片や大阪から太平洋フェリーを使って北海道へ行こうとしたら、
まずは名古屋港まで行かなければなりません。そこから翌々日の午前11時頃に苫小牧着となります。
ほぼ丸2日かけて北の大地に行くことになります。
飛行機ならば3時間、太平洋フェリー利用ならばほぼ2日間
車で行かないのなら、どう考えても圧倒的に飛行機の方が有利です。
おまけにフェリーの場合、携帯の電波がほぼ入りません。つまりスマホは使えません。
さらに海が荒れたら、船酔いにも悩まされることになります。
また日程的に見ても、余裕がないと船には乗れないし、北海道でのスケジュールも狭められてしまいます。
当然、飛行機で行ったならば、北の大地を余分に観光できるっていう訳です。
それだけ不便極まりない太平洋フェリー 実は人気があるのです。
ある意味その不便さの中に、乗客は太平洋フェリーに乗りたいという
なんらかの「価値」を見出していると言えます。
また、フェリー会社も乗客を惹きつける何かを発信しているとも言えます。
さて、ここで介護施設との関係性が出てきます。
それは、利用者にとって利用する介護施設は、果たして「価値」のある存在なのかと言うことなのです。
そこで、介護施設の「価値」について、(その2)に書きます。