2024.08.30 | トピックス, 必見!最新情報, 認知症の教室(一般市民用), 認知症の教室(専門職用)
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2024.09.03
認知症施策推進基本計画案が提出されました
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毎日新聞によると、「政府は2日、1月に施行された認知症基本法に基づく
「認知症施策推進基本計画」案を関係者会議で示し、大筋で了承された。
会議には認知症の人も委員として加わって意見を述べ、
基本計画案では認知症とともに希望を持って生きるという「新しい認知症観」が打ち出されたほか、
さまざまな施策を認知症の本人の視点に立って進める姿勢が明確にされた。」と、書き出されています。
また、基本施策として、12項目が盛り込まれています。(下記、毎日新聞の記事にアクセスしてください。)
朝日新聞には、「本人ミーティング」などの強化についても書かれています。
実際今回の国の会議には3名の認知症の人本人も参加されていました。
確かにこれまで本人が置き去りにされることが多々ありましたが、
行政設定だけでなく、介護現場におけるカンファレンスなどへの本人参加も進めていかなければなりません。
とかくパフォーマンス化する行政の本人参加も、
世間へのオープン化では大切だと思いますが、
常日頃のケアの現場で進められていかなければならないことでしょう。
また「新しい認知症観」について。
う~ん、これはもう何十年も前から言ってたこと、取り組んでいたことですね。
何故今さらとも思いましたが、3名の当事者の方が出ておられたうえでの内容なので、
まだまだ古い認知症観が社会全体にあるという意味でしょう。
確かにそれは否定できない事実です。
ただ「さらに新しい」として、「認知症」に特化するのではなく、
様々な状況があっても(認知症であろうとなかろうと)
同じ人間として生活していける社会を目指すというような状況でなければならないと思います。
9月21日は、国際アルツハイマーデーです。
(いつのまにか、「認知症の日」と制定されてました)
映画で「毎日がアルツハイマー」という映画がありましたが、
9月21日だけでなく、「毎日がアルツハイマーデー」ではないかと思うのです。
因みに行政の施策が包括支援センターへのさらなる負担にならないよう、
目を光らせていかなければならないとも思うのです。