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2024.08.16

信友直子さんの講演会にて

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映画「ぼけますからよろしくお願いします」の監督である
信友直子さんの講演会に参加してきました。
信友さんはフジテレビでドキュメンタリー制作のディレクターなどで活躍されていた方で、
自分の母親が認知症になったことで、その姿を映像で納めた方です。

想像力を持てるかどうか、これは全てのキーワードであること
カメラで撮影する中で、引きで(ワイドで)見ると、
客観的に視点を変えて見れる

「ぼけますからよろしくお願いします」とは、お母様が言われた言葉ですが、
たとえ認知症になっても社会で(地域で)支えてねという意味合いがある言葉だとも言えます。

実際に映画「ぼけますからよろしくお願いします」と、
続編「お母さんお帰り」を見ていただくことをお勧めします。

私はパネルディスカッションで司会を務めさせてもらったのですが、
続編に出てくるお母様の一時帰宅の場面
介護タクシーの運転手さんを探すのも大変だったようですが、
(家の中まで抱きかかえてはいるのは業務外であるし危険であると、多くの事業所に断られていた)
その運転手さんが一時帰宅の場面で感動して号泣されたそうです。

介護保険制度と言う、制度でがんじがらめになる中
信友さんたち家族の思いを汲んだこの運転手さんの思い
今、このような思いが忘れられているような気がします。


  (矢野健太郎氏撮影分)

因みに、信友さんのお父様は現在102歳
とにかく元気よく食べられる方です。長生きの秘訣ですね。
映画上映後、すっかり町(呉市)のアイドルになったようですが、
信友さんは、神戸中華街の行列ができる豚まん店の豚まんを買って帰り、
お父様は喜んで食されたようです。

 (FBぼけますからよろしくお願いします より)

プライムビデオは有料ですが、U-NEXTでは無料で見れるようです。
是非ともご覧ください。