2023.03.04 | トピックス, 必見!最新情報, 認知症の教室(一般市民用), 認知症の教室(専門職用)
若年認知症の方の集い
2023.03.08
オレンジメンバーの勉強会に行ってきました
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オレンジメンバーの勉強会、今回は河内永和の東大阪市の会館でありました。
普段から車を多用しているのですが、今回は職場から電車で向かいました。
登山に、キャンプに、写真撮影、そして通勤にと、何かと車を使うことが多い毎日。
これではだめだと、コロナも下火になったので、週1回はおよそ2時間かけて
電車通勤しようと思いました。
歩くし、エスカレーターを使わない階段の上り下りは登山のいいトレーニングにもなります。
そして様々な人を見るのもいい刺激になります。
同じパターンでないことをたまにやってみると、違う視野や考えが広がりますね。
常に主観の中にいる自分に、客観的視点を持たすという意味もあります。
さて、違う視野ということで、今回のオレンジメンバーの勉強会は、
認知症の人からは、私たちはどう見えているのか?という内容でした。
10名のメイトさんでしたが、それぞれに熱く語っておられる姿がいい感じでした。
最近は脳科学など、根拠をもとに原因理由、背景を探っていくことを
よくお話しするのですが、(それはあまりにもケアの現場の考えが曖昧だから)
実は、「なんかいい感じ」(クオリア)という感覚的なものも
とても大切なのだと思います。
お店に入った時の「なんか、ええ感じのお店やな~」という、
ええ感じ(大阪弁の方がええ感じ)という感覚的なもの。
もっとも、ええ感じになるためには、
根拠をもとにした、しっかりとした理念(理念というと、理路整然としたという感じですが、実は情熱という感覚が支えている)と、
体制作りがあってこそのものなのですよね。
話をオレンジメンバー勉強会に戻すと、
私の話そのものより、メンバーさんによる語らいから湧き出る「なんかええ感じ」が、
実は認知症ケアのとても大切な部分に繋がっていくということなのです。
10名の参加者、少な!と思うなかれ。このええ感じは、100名分に相当するのですから。
私も教える立場でありながら、皆さんからエネルギーをもらいました。
出会いがあるのは嬉しいものです。感謝。