ninchisho-yui-logo
menu

メニュー

clear ninchisho-yui-logo

2022.09.05

ストリートビューで故郷訪問

トピックス

心の荷物預かり所

必見!最新情報

認知症の教室(一般市民用)

認知症の教室(専門職用)

若年性認知症の方のつどい「楽カフェ」が開催されました。

今回ここで試されたのが、グーグルのストリートビューを使ったふるさと訪問でした。
なるほど、こんな手があったか! という感じでした。

今までも故郷についてのお話は色々するのですが、ストリートビューの活用は思いつきませんでした。
アイパッドをプロジェクターに繋ぎ、大きな画面で見るのでわかりやすいですね。

今回はAさんの故郷、広島県のとある島を訪れました。
同行していた介護者の夫とともに、
「あ、ここが妻の実家」「懐かしいスーパー」「ここのお店のケーキよう買いに行ったな。」
そして二人でよく行ったという夕陽がきれいな海岸など、
夫婦ともども画面を見入りながら、話が弾んでいました。

あ、ここ、この海岸です!と、思わず声が弾む家族。

 

その昔、愛媛県宇和島市のさらに南の田舎に
一度でいいから帰りたいと言われていた90歳代の方がおられました。
私も何とか故郷訪問させてあげたいと思っていたのですが、なんせ超田舎です。
PCもない時代、結局実現せずに終わったのですが、
ストリートビューを使えば、実際に行くことはできなくても、
故郷の雰囲気を感じ取ることができるのです。
便利な世の中になりました。

YouTubeで懐かしい昭和歌謡を見るのは、ごく普通にできるようになりました。

 

タブレットを使って、テレビと接続すれば、在宅でも施設でも故郷探訪ができ、
コミュニケーションの内容も増えることに繋がりますね。

そして実際に「一度帰ってみたい」という思いが湧き出るかもしれません。

いいですね。人生いくつになってもチャレンジです。