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2022.05.27

認知症のことで知ってほしい5つのこと(1)「認知症の人扱い」

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今回から若年性認知症と診断された、丹野智文さんと下坂厚さんが共同で作成された
「認知症のことで知ってほしい5つのこと」を紹介したいと思います。

(1)認知症と診断されて変わってしまうのは、本人ではなく周りの人たち?

認知症と診断された前後で、認知症の人の状況が急激に変わるということはありません
しかし診断を聞いた介護者は、途端に態度が変わってしまうということが往々にして生じてしまうということですね。

もちろん介護者は、「認知症」と診断された本人に気遣って、その行動に変化をもたらしてしまうのでしょう。
しかしそれが過度になると「認知症の人扱い」になってしまうのです。
それがかえってご本人には疎外感や喪失感に繋がる悪影響となるのです。

ただ介護者もこの事実と本人を受容するには、少し時間が必要です。
介護者も混乱してしまうのはある意味当然かもしれません。
お互いの気持ちをうまく受け止めてくれて、急激な態度変化ではない、
緩やかな変化をサポートしてくれる専門家に相談してみることもいいでしょう。