センター長の石川です。

かなり在宅サービスが進んだと言っても、下記記事にあるように
認知症の方への在宅介護では悩み多き現実が多々あります。

認知症の人の状況は、何もかもわからなくなっていく中での
不安感や焦燥感、そして混乱の中にあると言えます。
息子の言葉さえ混乱要素になってしまうのです。

一方介護者側もどうしたらよいかわからない、
認知症の人とはまた違った不安感や焦燥感、そして罪悪感と混乱状況の中にあるのです。

少なくともケアの教育を受け、介護福祉士などの専門職としての資格を持った人間は
この介護者の問いかけに答えていかなければなりません。

施設の中だけで見ているのではなく、在宅の現実に対し、どう向き合うのか。
経験の有無は関係なく、
有資格者として、皆さんならどのようにこの介護者に寄り添っていくのでしょうか。
資格を持つということは、それが試されること、
そして、プロとしての自覚を持つことなのです。