2020.12.15 | トピックス, 認知症の教室(一般市民用), 認知症の教室(専門職用)
若年性認知症の方との関り(6)【施設入所が収容と言われていた時代】
2020.12.17
楽Caféメンバー市役所で活躍
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センター長の石川です。
12月16日、東大阪市役所で楽Caféメンバー(若年性認知症の方)4名による、
お弁当配布に伴う若年性認知症啓発活動がありました。
東大阪市地域包括ケア課が軸となり、今回は市役所の職員約180名からお弁当の注文を受け、
各セクションに回って配達をしてくれました。
4名の方が回った先は、各部署の職員をはじめとして、
市長や議員まで。地域包括ケア課の地道な根回しが生きていました。
注文内容の確認から、お弁当の準備、配達と、
スタッフたちに助けられながらも4名の方は、
普段「役割を持つ」ということからどんどん遠ざかって行ってしまう中、久しぶりの活躍の場だったのではないでしょうか。
それは皆さんの活き活きとした表情を見れば伝わってくるものでした。
取材も来ており、若年性認知症の方への理解に繋がるアピールにはなったと思います。
しかしあくまでも一過性のものなので、
当事者や家族を交えて継続的な形作りをどのようにしていくのかが今後の目指す道ですね。
またこのような当事者が主体となって行うイベントは、「紙一重」の所があるので、
主催者側の振り返りは大切なことと言えます。
いずれにしても、準備は大変だったでしょうし、
ここまでコツコツと積み上げてこられたことには大きな意味があるでしょう。
私も微力ながらサポートを継続していきたいと思います。