2020.10.08 | トピックス, 認知症の教室(一般市民用), 認知症の教室(専門職用)
「認知症の第一人者が認知症になった」をあらためて見直して
2020.10.09
「知れば知るほど無知を知る。そして人は深まる。」
トピックス
心の荷物預かり所
センター長の石川です。
今ブログのネタとして考えているのが、「感情と感性」と言うのと「5憲章」と「阿吽の呼吸と不器用な一生懸命さ」、「焼き場に立つ少年の話」そして「プライドについて」というテーマです。
いずれも重たいテーマで、わかりやすく書くのにちょっと時間が掛かりそうです。
ということで、今日は認知症ケアから離れた火星の話です。
誰もが知っている火星。この6日、その火星と地球とが接近した日でした。
ですから赤い(オレンジ色)火星が東の空に輝いていたのですね。
必ずしも太陽の周りを地球も火星も円形で規則正しく回っているわけではないので、時に接近したりするのです。
接近と言っても新幹線のスピードで26年もかかる距離に火星はあります。
近いけど遠い星。でも人類が移住できる(避難する)としたら、この火星しかないのですよね。
だけど、そのお隣の星、火星のこともわかっていないことが一杯なのです。
もし地球が壊れるようなことになったら、人類の頼れる星は火星しかないというのに。
そうです。私たちの周りはわからないことだらけ。
飛行機が何故飛べるか?
これ100%解明されてないそうです。ちゃんと飛んで下りてこられるからまぁいいかっていう感じですね。
ケアの世界だってわからないことばかり。
特に人間自身との関りですから、100人いれば100通りのケアが必要になります。
それでも私たちは、「わからないからどうでもいいや」って思ってしまったら、100万年経っても進歩はありません。
常にわかろうとする好奇心を持つこと。好奇心を持てば色々なことに興味を示し、ケアの内容も人自身も道が開けていきます。
物事ネガティブばかりに考えず、好奇心を持って考えてみましょう。
「おもろい発見」に出会うかもしれません。
「知れば知るほど無知を知る。そして人は深まる。」(大谷大学キャッチフレーズ)