2020.09.22 | トピックス, ほんわか写真館, 必見!最新情報, 認知症の教室(一般市民用)
コロナ禍で認知症にならないために
2020.09.24
わからないことを楽しもう!
トピックス
認知症の教室(専門職用)
センター長の石川です。
かつてラグビーの平尾誠二選手が現役の時の決勝戦。
平尾選手が属する神戸製鋼はリードされ、いよいよノーサイドの時間が目前に迫る。
「このまま負けてしまうのか。」
神戸製鋼の誰もが負けを覚悟したとき、平尾選手が言った。
「おもろなってきたな~」
この大ピンチを楽しもうとしている平尾選手の言葉に、みんな驚いたという。
そしてその言葉に載せられるかのように、次の瞬間大逆転のトライが生まれ
神戸製鋼は優勝したのです。
私たちの仕事は、わからないこと、困ったことが一杯です。
「どうしよう、困ったな~」
「どうしたらいいかわからないです」
よく聞く言葉ですね。
でも、「わからない」と言ってしまったら、そこで終わりです。
何の進化も成長も生まれないのです。
平尾選手は絶体絶命のピンチに「おもろなってきたな」という前向きな考えを生み出しました。
「わからないなぁ~ と言うことは、わかるために頑張れるやん。おもろなってきた。」
と言う、発想の転換をするのです。
人類の進歩の歴史そのものが、「わからないなら、わかるまで探求しよう!」との考えが、
今の皆さんの生活の便利さに繋がっているのです。
「わからないことって、実は新しい何かが生まれるためのスタート地点」なのです。
今一度書きます。
わからないで終わらせたら、何の進化も成長も生まれません。
「え?どうしてや?なんでや?どないなってんねん?これはおもろなってきたぞ!」
と言うように、わからないことを楽しむのです。
そうすれば、必然的に探究心や新たな発想に繋がっていきます。
探求心は「なるほど、こういうことやったんか、おもろいな~」となっていきます。
物事をネガティブに暗く考えることは誰にでも出来ます。
「わからへん。困ったな。でもおもろなってきたやん。」
という発想が、あなた自身の輝きへと繋がるのでしょう。