2019.02.26 | 認知症の教室(専門職用)
新聞の投稿より
2019.02.27
「南極老人星」を撮影する
心の荷物預かり所
太陽を除いて、一番明るい恒星をシリウスと言います。
冬空の星なので、今は見上げればすぐわかる星ですね。
そして全天で二番目に明るい星をカノープス(Canopus)と言います。
元々は南半球の星で、オーストラリア南方では年中見える星となっています。
そのカノープスが2月頃のわずかな時期に、日本でも見ることが出来ます。
見ることが出来ると言っても、南半球の星なので、
日本では水平線ぎりぎりのところに見えることになります。
建物や光害がある日本では、できるだけ南に邪魔なものや光がないこと、天気が良く、空気が澄んでいること、自分の休みと合致することなどの条件が合わないと見れない星ですね。
私は昨年に引き続き、2年連続見ることが出来ました。
全天で2番目に明るい恒星とはいえ、日本では見えるところが低い場所のため、
大気の影響を受け、暗く赤い星に見えます。
さてこのカノープス。中国では「南極老人星」という名前がついています。
あまり見ることが出来ない星のため、見れたら長寿になるという言い伝えがあるそうです。
いいですね、見れたら長寿になる!
それにしても「南極老人星」という名前。変な名前ですね~