2018.12.06 | 認知症の教室(一般市民用), 認知症の教室(専門職用)
「もの忘れについて」その② 認知症の教室
2018.12.11
地球は丸いと感じるところ
心の荷物預かり所
センター長の石川です。
やっぱり不思議です。
地球が本当に丸いのなら、水は全て南極に向かって流れ落ちるし
坂道は南に行くほどきつい登りになるのではと思ってみたり、
子どもの頃は、海の向こうは滝のように水が流れ落ちていると思っていましたし、
今もそんな風に思えます。
或いは地球は回っているというけれど、
本当に時速1440キロ(日本付近)などという
新幹線の5倍近いスピードで回っているのでしょうか?
もし時速1440キロで回っているなら、
平均速度800~900キロのジェット機に乗ってもアメリカには着かないのでは?
むしろどんどん遅れて、アメリカに向いて飛んでるはずなのに、ヨーロッパに追いつかれてしまうとなるのでは?
などなど、物理学が得意でなければ、
わからないことが一杯です。
普段は当たり前に思っているので、こんなこと考えることもないのかもしれませんね。
しかし普段当たり前の景色や仕事の中に埋没してしまうと、
「探求心を働かせる」という、人間が持っている能力を失ってしまうかもしれませんね。
この「探求心」
実は私たちの仕事ではとても大切なものだと思うのです。
目の前で起きていることだけに捉われず、その原因・理由・背景を考えるためには
「探求心」を持つことがとても大切なのです。
認知症ケアにおいても「探求心」があるかないかで、ケアの内容が変わってくるのです。
ノーベル賞を取りたければ、「探求心」は必要不可欠です(笑)
さて、地球は丸い!と思える場所、日本にも結構ありますよ。
地球のでかさを感じるところを訪ね、自分の心も大きくする旅に出てみるのもいいですね。