2022.01.24 | トピックス, ほんわか写真館, 心の荷物預かり所, 認知症の教室(一般市民用), 認知症の教室(専門職用)
ケアマネジャーさんの癒し
2022.01.26
記憶と感情(7)ケアの現場に伝えたいこと
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前回は、何らかのケアを必要とする認知症の人にとって、
最大の環境要因は「人」つまり、ケアに関わる者であり、
私たちこそが、認知症の人の感情を大きく左右する存在なのです
と、書きました。
それだけ私たちの存在は、認知症の人にとって重要な存在と言えます。
ならば、私たちはもっと「気づかなければならないこと」が現実の仕事の中で一杯あると言うことです。
しかし実際のケアの現場は、
「できてない」「できない」「わかってない」「わからない」「考えない」「余裕がない」などが散在し、
時に「なんでこんなこともわからんの」或いは「現場のしんどさをわかってもらえない」など
意見の対立に繋がってしまうこともあります。
「もっと私たちの意見も聞いてほしい」という思いもあるかもしれません。
一方で、「やれている」ことも結構あるのです。
それに気づいていないから、「やれている」のに、そのための良い方法がすぐに忘れ去られてしまい、
「わからない」ことが多くなるのです。
「こことここと、こうしたからよくなったんだよ」ということを検証でき、
成功体験を積み上げていくこと。
そうすることで、それこそ今回のテーマである「記憶する」ことに繋がっていくのです。
記憶されれば、次から良い方向に考えていけるのです。
ではどうやって「検証と体験」を積み上げていくのか。
次回「記憶と感情」(8)を載せた後から始めてみたいと考えています。
今回の、クマとウルフの掛け合い漫才はこれです。
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