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2021.09.02

昨日の専門職は明日の専門職とは言えない

トピックス

認知症の教室(専門職用)

通常の仕事以外にもコロナ対策で公私共々疲労が増している状況ではないでしょうか。
そんな中でちょっと辛口になりますが、
やはり忘れてはならないことは押さえておこうと思うのです。

ケアの業務に携わる多くの人は、何らかの資格を持った専門職です。
専門職(せんもんしょく)とは、専門性を必要とするのこと。」と、ウイキペディアには書かれています。

わからないを楽しもう!
わからないをわかるためには、勉強もしなくっちゃ

 

私たちは経験の多い少ないを別にして、「専門職」としての専門性を発揮しなければなりません。
その専門性こそが「良いケア」に繋がるからです。

逆に言えば、「不適切なケア」(利用者ご本人の尊厳を守らず、本人に敬意を払わないケア)を行うならば、(気づかないこと、修正を行わない事も含む)それは専門職とは言えず、ただの「しょうもない人」です。
一生懸命勉強して取った資格が泣いてしまいます。

ただ、「見えているのに気づかない」ことは意外と私たちには多々あることです。
しかし、そこに「気づく」ことが、専門職であるかないかの違いです。

コロナ禍における認知症の人への影響
みんなで助けあっていかないとね

 

ただ専門職は「狭い範囲でのプロフェッショナル」でもあります。
広い視点が持てなくなってしまう時があります。

施設での専門的ケアが主体になるほど、人にはそれぞれの個性があり、
社会や環境と繋がっているのだという広い領域が見えなくなってしまいます。

脱水に気をつけて
顔を上げて見上げれば様々なものが見えてきます。

 

本当の専門職は、常に研鑽を行い、そのプロフェッショナル性に磨きをかけるのと同時に、
幅広い視野も持つことも問われるのです。

「昨日の専門職は、明日も専門職とは言えない」のですね。
自分自身にめっちゃ自戒を込めて。

天狗の鼻をつまむ
天狗にならないよう、ときには鼻をつまむことです。

 

大変な時期、本当に皆様ありがとうございます。