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2020.06.12

退所前訪問

スタッフ雑記

こんにちは。ケアマネジメント課の峯です。

老健ではリハビリを経て自宅に戻ろうとされる利用者様に、スタッフと一緒に一度、自宅に下見に帰ってみて、家族様、場合よっては居宅ケアマネ様や福祉用具業者様等を交えて相談していく「退所前訪問指導」を行っています。

先日も6月末に在宅復帰を予定されている利用者様宅に訪問させていただきました。自宅の段差や環境の確認、戻ってからの生活をイメージして移動や動作の確認を行いました。

必要な箇所への手すりがまだ設置されておらず、また久しぶりの帰宅となりましたので御本人様は嬉しい気持ちの反面、不安な気持ちにもなられていました。しかし実際に自宅に戻ってからの生活がイメージが湧きやすく、手すりの設置位置や福祉用具活用等の具体的な提案や調整、また残り施設入所期間中の新たなリハビリ課題をみつける事が出来ました。

家での動作を実際に確認中。 「大丈夫かな…。」
手すりを付ける位置が分かる様に目印をつけました。

訪問を終えて施設に戻った直後、御本人様より「家に戻ってからやっていけるかしら…。家族を不安にさせてしまうのではないか…。」と不安になり涙ぐまれる事がありました。

「大丈夫。誰でも初めから上手くいかないですよ。スポーツで例えるなら施設でのリハビリは基本練習、家に戻って訪問リハビリを利用する事は応用・実践練習。それによって不安に打ち勝って出来る様になります。また何より家族様という力強い味方がついているじゃないですか。絶対大丈夫。乗り越えれますよ。」と話させていただきました。すると御本人様より「ありがとう。頑張ります。」と涙ぐみながらも再び笑顔が戻られました。

施設に戻ってからも一生懸命頑張っています‼

自宅に戻る日まで、あとわずかですが頑張って下さい!!また家に戻ってからもいつまでも応援しています!!