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2021.03.10

避難訓練を行いました。

施設の日常

皆様、こんにちは!今日は避難訓練を行いました。

老健アーバンケアでは年に2回行っています。

今回は「夜間帯、4階のアラーム弁室からの火災発生」と仮定してして訓練を行いました。

まず、全員が集まって、今日の訓練の概要を説明します。

さて、訓練の始まりです。

4階アラーム弁室からの火災のランプが3階の非常版に表示されます。

気づいた3階の職員が4階に連絡し火元を確認してもらいます。確認した職員は火災報知機を鳴らして初期消火に向かいます。

 施設には1階の事務室と3階のナースステーションに火災報知電話があるので受話器を取れば消防署に直接連絡がいき、5分後には消防車が到着するそうです。また、消火器の設置場所にある火災報知機を押せば、ジーン!!とベルが鳴ります。

全館放送で4階アラーム弁室で火災が発生したと流します。そこへ、宿直者も4階に駆け付け初期消火を手伝います。

夜間なのでフロアーには利用者様33人に対し職員が1人、3フロアーあるので職員3人と夜勤ナース1人しかいません。できる限り多くの方を火元から離れたところに避難できるように誘導を行います。

夜間想定なので、寝ていらっしゃるところを、起こしながら各部屋を回り、自走できたり、歩ける方はそれぞれご自身で西フロアーに誘導します。歩行できない人は車いすを押して誘導します。

無事、利用者様を西フロアーに避難させることができました。

「本当に火事が起こったらどうしよう。できるかな。」と不安な職員もおりましたが、「実際起こった時には落ち着いて行動してほしい。動けない人は車いすに乗れなくてもシーツを引っ張るなどしてシーツごと誘導して一人でも多く避難させてほしい。」と施設長が熱く職員に語りました。火災報知機の場所や、各フロアーの消火器の場所を確認し、最後に消火器の使用方法を確認しました。

今日は訓練なので、わかないことは聞きながら行えましたが、実際に火災が起こった時、慌てず落ち着いて初期消火、利用者様を誘導できるようにイメージトレーニングしたいと思います。

 

ブログ担当 栄養課 平川