「皆が幸せになるような場所を作りたい」という想いで社会福祉法人 由寿会をスタートし、四半世紀が立ちました。近年では、核家族化、女性の社会進出や就業形態の多様化、地域の協同意識の低下などに伴い、子育て家庭の負担が重くなり、保育園入園希望者は年々増加し続けています。
私達由寿会は、こうした子育てを取り巻く社会情勢の急激な変化の中で、“こども達が幸せに過ごせる場所を作りたい”そう考え、2013年にこども園を開設、続いて2017年、2020年に保育園を始めました。
人生100年時代と言われる今日において、0歳児~5歳児までの就学前の期間は、生涯に渡る生きる力の基礎、いわば「人間の基(もと)」が培われる時期であり、多様な経験が積み重なることにより、豊かな感性とともに好奇心、探求心や思考力が養われます。また、それらが今後の生活や学びの基礎となります。
こども達は、起きている時間の大半を園で過ごします。
だからこそ私達は、この大切な時期を共有する者として、こども達がたくさんの経験に出会い、自己肯定感(ありのままの自分を肯定する感覚)や非認知能力(数値化できない、生きていくために必要な能力)を高められるよう、知育・徳育・体育・情操教育・食育の要素を盛り込んだ独自の保育プログラムを開発し、磨き続けてまいります。