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アーバンケア八戸ノ里🎀カフェ 南海トラフ巨大地震に備えて

みなさん、こんにちは。八戸ノ里事務員の木村です。

暖かな日差しに春の訪れを感じる季節となりました。🌷🌷🌷

心待ちにしている桜が満開というニュースを耳にするのももう間近ですね。🌸

私の家の近くの梅の花 今年も見事に咲いてくれました (^^♪

 

 

さて 3月11日は 東北大震災が発生した日です。

2011年3月11日14時46分頃でした。

私はニュースで流れていた 

地震の後の「大粒の雪」が降っていた光景 

真っ黒な津波が家々を飲み込んでいく映像

毛布にくるまり静かになった海を眺める被災者の方の姿

目に焼き付いております

 

アーバンケア八戸ノ里でも平成7年1月17日に発生した阪神大震災を 

若い管理栄養士2人は経験しておりません。

高速道路が倒壊し バスがあともう少しの所で落下せず止まった映像 

多くの家が火災に見舞われた映像

本当に恐怖でしかありませんでした。

 

そこで今回のリボンカフェでは

将来確実に起こると言われる南海トラフ巨大地震にどう備えるべきかを

地域の方々と一緒に考える場とさせていただきました。

先日NHK でも南海トラフ巨大地震のドラマが放映されました。

地域の方々も大半の方が見ておられました。

ドラマで初めて耳にした 最悪のシナリオ 「半割れ」のお話もさせて頂きました

 

 

 

 

東大阪市役所の防災課に

リボンカフェで取り組みたいので何か資料がございますかと相談しますと

~農林水産省作成の家庭備蓄のススメ~という冊子を頂くことができました。

 

 

 

 

またネットでは 令和4年3月22日にリニューアルされた 大阪府民の方々に防災情報を提供する

「おおさか防災ネット」の情報を入手しました。

TVでもとりあげられていた災害用伝言ダイヤル 「171」について記載されておりました

「災害用伝言ダイヤル」は、震度6弱以上の地震が発生した時にNTTが提供する情報等の確認システムです。

地震など大災害発生時は、安否確認、見舞い、問い合わせなどで電話が集中し、つながらなくなります。

局番なしの「171」にかけて

伝言を録音・再生することで家族観の安否確認 避難場所の連絡ができます。

 

続いて以前私達職員も研修で受けたことのあるHUG(災害避難ゲーム)を検索していると

ボードゲーム「きいちゃんの災害避難ゲーム」が目に留まり

和歌山県防災企画課(南海トラフ巨大地震が発生すると大きな津波が来ると予想されている)に連絡 

その使用了承を得てダウンロードし 活用させて頂きました

実践的に学べる県オリジナルの防災学習ツールです。

 

いよいよ開始!

 

最初に実際避難所で運営本部を作るとき 

「本部長になられるかたおられますか?」という問いに

どなたも手をあげられませんでした。(>_<)

「それでは副本部長なら? 副本部長は2人ですよ」

やはりおられませんでした。(>_<)

このほか活動班として 総務班 被災者管理班 食料物資班 施設管理班があります。

「は~ いっぱいやな」

「避難所生活が中長期すれば 避難所生活を円滑にするため 皆さん一人一人のお力が必要です。

みなさま積極的に加わり今までの経験・知識を生かして下さるようお願いします」とお伝えしました。

 

いくつかのカードの内容を実際読み上げ進めさせて頂くと

「ああそうか」「ほんまやね」「なるほど」と

そして「私こういう取り組みしてるけどどうかしら」といろんな意見も出てきました。

 

震災はいつどこで発生するかわかりません 

真夜中かも 真冬かも どしゃ降りの日かも そして旅先かも

いろんなことを想定し考えて 時間を持って頂けたらと思いこのゲームを紹介させて頂きました。

 

天災は忘れた頃にやってくる 

この有名な言葉は、夏目漱石の弟子として

知られる科学者、寺田寅彦の言葉です

関東大震災の被害惨状を目の当たりにして発した言葉だそうです。

私も大きな地震を2度体験した者として その記憶、教訓を後世に伝えなければと思います。

 

 

そして葉山機能訓練指導員による 

もしもの時 避難所でもできるストレッチ

足の血流をよくするストレッチです 

避難所で生活が長期化し 多くの方が避難されると居住スペースは狭くなります

じっとしていると血流が悪くなります

血流アップの鍵は ふくらはぎです

 

 

 

災害のことを考えると 本当に怖いです 

 

災害による被害をできるだけ少なくするためには

一人一人が自ら取り組む「自助」

地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」

国や都道府県、市町村 防災関係機関等による公的支援「公助」

災害時には 自助・共助・公助が互いに連携し一体となることで被害を最小限にすることが大切です

 

私達も最新の情報を取り入れ 今後も地域の方々と考える機会を持てたらと考えております。

 

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