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ストリートビューを使った故郷訪問

認知症ケアは人と人のコミュニケーションを大切にしています。
コミュニケーションが厳しくなった認知症の人でも
人とのコミュニケーションがなければ生きてはいけません。
そういう意味では、認知症ケアは極めてアナログ的と言えます。
しかし、デジタルなものも大いに活用します。
その一つがGoogleストリートビューです。
大きな画面にパソコンやタブレットを繋ぎ、居ながらにして故郷訪問ができます。

写真は「楽カフェ」という若年性認知症の方と家族の会でのシーンですが、
ストリートビューで故郷訪問したところ、
「ああ、ここのスーパーよく行った!」「このお菓子屋でケーキ買ったな」、
そして「この海岸での夕日はとてもきれいやったなぁ」と、
ご夫婦ともども会話が弾んでいました。
普段はついついイライラしてしまう時間があっても、この時は暖かな時間に包まれていました。

実際に故郷に行くことが難しくなっても、ストリートビューを使えば、
懐かしい景色のところにすぐに行くことができます。
そうです、いつでも故郷訪問をお手伝いしますよ!

そのほかに今はYouTubeを使えば、
懐かしい歌手に会えたり、昔のものを見ることができます。
今や回想法もデジタルの世界ですね。

デジタルとアナログの両方の良いところを活用しながら、
私たちは地域の人を支えていきます。

 

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