認知症サポーター養成講座は小学生向けのキッズサポーターだけでなく、
中学生向けのジュニアサポーター講座があります。
しかしいざ中学生向けに講座を行うとなると、
どのように伝えれば一番理解してもらえるかと、悩むところでもあります。
ならば、どのような内容にするかを、生の中学生の声を聞きながら実施することになりました。

アーバンケア稲田地域包括支援センターが、かねてから交流を続けていた楠根中学校で実施することになり、
地域包括支援センターと認知症相談支援研修センター結の共同で行うことになりました。

折角ジュニアサポーター講座を開くなら、ステップアップ方式にしようと考え、
ステップ１として中学生の代表に集まってもらい、ともに認知症のことを学び、
学年全体に向けて行うジュニア講座の内容を決めていくこととしました。

このステップ１では中学生の代表（自ら希望してきた生徒）達と、４回ほどミーティングを開き、
「実話を見せる」ことが一番わかりやすいのではないかと言うことになり、
実演を入れることになり、演技の練習開始です。
なお、事前に先生方も認知症サポーター講座を受けられました。
学校あげての活動になりました。

この後ステップ２として、学年全体へのジュニアサポーター講座を行い、
ステップ３として、安心声掛けつながり訓練への中学生の参加へとステップアップさせていきました。