「安心・声掛け・つながり訓練」が開催されました！

“認知症になっても安心して暮らせる街”を目指す活動です。

街中で困っている高齢者を見つけた時、
皆さんならどうしますか？
「認知症かもしれない…」と思っても、
声をかけるにはとても勇気がいりますよね。

認知症の方が家に帰れなくなると、
トラブルに繋がる事も多々あります。

この訓練に参加して頂くことで対応を学び、
手を差し伸べられる方が一人でも増えたら…
という想いで、昔から開催しています🌟

今回は地域にお住いの、
５０名を超える方が参加してくださりました！🙇
（コロナになる前は１００人規模で開催していました）

まずは由寿会の職員が認知症に扮して街中に隠れます。
その方をみんなで探し、声を掛けるというものです✋✨

参加して下さった皆様からは、

「座学だけではなく、模擬体験できたのがよかったです。」
「どのように対応したらいいかイメージが沸きました！」
「地域の方と顔見知りになるきっかけが出来たので有難いです。」

といった嬉しいご感想をたくさん頂きました😊

つい先日、
【認知症による行方不明者が約１万９千人】
という悲しいニュースを耳にしました。

超高齢化社会と言われるこのご時世、
本人やご家族といった当事者だけの努力ではとても足りません。
様々な世代が自分事としてとらえることが必要です。

この訓練に参加することが、その第一歩になるかもしれません。

年を取り病気と付き合いながら生きることは、
遠い未来の話かもしれません。
でも、みんないつかは通る道です。
そうなった時、誰もが安心できる社会であるように…

そんなきっかけのひとつを、
由寿会の活動で作れたら幸せです🌸

本部企画室　林