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2021.08.03

夏場のマスク着用について ~新しい生活様式でのマスク着用について~

その他お知らせ

地域包括支援センター アーバンケア新喜多です。

 

オリンピックも始まり、毎日熱戦が繰り広げられていますね。それに呼応するように暑い日が続いており、毎日のように日中の気温が30度を超え35度となる日が増えてきました。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

8月2日からは4度目の緊急事態宣言が発出され、大阪もこれからどのようになっていくのか不安が大きくなってきているのではないでしょうか?そのような状態ですので、外出時にはまだまだマスクの着用が必要となります。暑くなってくるこれからの時期に、マスクをして外出することによる熱中症への危険性についてお伝えしたいと思います。

 

☆夏場のマスク、熱中症リスクは?

夏場の外出時にマスクを使い続けている時に、私たちが注意する必要があるのが熱中症です。夏場のマスクの使用は熱中症のリスクを高めることになります。

もともと人は夏になって気温が高くなり体内に熱がこもると汗をかいたり、呼吸をして冷えた空気を体内に取り込んだりすることで熱を発散し、体温調節を行っています。ですがマスクをして呼吸をしていると温かい空気が身体の中に入ってくる事になり、呼吸で身体を冷やすことが難しくなり、むしろ体温を上昇させてしまうことになるそうです。

また顔の半分がマスクで覆われることによって、より熱もこもりやすくなるそうです。熱がこもりやすく、発散しにくくなっているのに加えて、マスクによる口腔内の加湿によって喉の渇きを感じにくくなるため、熱中症に気づくのが遅くなり、マスクをしていない時よりも熱中症になるリスクは高まると考えられます。

マスクをしての新しい生活様式について、厚生労働省が夏場のマスクの着用について、下記のようなリーフレットを出していますので、参考のために掲載させていただきます。

環境省・厚生労働省リーフレット

熱中症予防×コロナ感染防止で「新しい生活様式」を健康に! (PDF:974KB、外部リンク)

 

☆熱中症を防ぐには?

基本的な熱中症対策はマスク着用の有無によっての変わりはないそうです。まず最も大切なのがこまめに水分を摂ることです。水分は一気に摂ってもしっかりと体内に吸収されず、また喉が渇いたと感じてから水分を摂っては、もうすでに熱中症になっている可能性があります。水分はこまめにゆっくりと摂ることが必要です。

特にマスクをしていると喉が加湿されている状態となっているため、喉の渇きを感じにくくなると考えられます。気が付いたら熱中症になっているという可能性もありますので、よりこまめに水分を摂りましょう。特に喉の渇きを元々感じにくい高齢者や自分で喉の渇きなどを訴えにくい乳幼児は、積極的に水分を摂るように心掛けましょう。

 

環境省より、熱中症になった場合の対応策についてのリーフレットがありますので、併せて掲載させていただきます。ご参考になさっていただければ幸いです。

環境省リーフレット

熱中症 ~ご存じですか?予防・対処法~(PDF:2,491KB、外部リンク)

 

まだまだ暑い日が続くと思われます。緊急事態宣言も発出され、マスクも手放せない状況が続くと思われますので、熱中症予防に注意しながら8月、9月を乗り切っていきましょう。