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「2020年07月」で記事を検索しました。

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2020.07.07

トピックス
星に願いを センター長の石川です。 7月7日七夕ですね。 本来ならロマンを語れる日なのですが、 九州を襲っている豪雨のことを思うと、気持ちは晴れません。 星に願いを 今は、ただただ、雨が止むことを願います。 天の川の左にあるのが彦星、少し離れた右側にあるのが織姫星です。 コロナにしてもここ数年続く豪雨にしても、人間が生み出したものでしょう。 元々地球自体は何万年もかけて、温かい時期と寒い時期を繰り返してきたのですが、 今はゆっくりと温かい時期に向かっていたところだったのです。 それも何万年もかけてゆっくりと。 しかしここ50年でその気温上昇を猛スピードにしてしまったのは、人間です。 そのため尋常ならぬ雨が毎年降るようになってしまいました。 そのつけを払うのは、いつも庶民なのです。 見る場所や時期、時間によって天の川が立って見える時もあります。 さて、話を七夕に戻しましょう。 彦星は、わし座のアルタイル。天の川の川縁にあります。 織姫星は、こと座のベガ。天の川から少し離れたところにあります。 天の川の淵に位置するアルタイル、彦星です。 ふたつの星の間の距離は15光年。つまり、ふたつの星が会おうとすると、 超光速でも15年、二人が歩み寄るので、7年半かかります。 天の川の織姫星側の淵、白鳥座のアルビレオ過ぎた辺りで逢えるでしょうか。 川淵の中でのデートになりますね。 孤高に輝く姫、ベガ。織姫星です。 当分の間、雨雲に邪魔されて星空を見ることはできませんが、 空が晴れたら、天空にはこのような天の川が広がっています。 大阪の空では天の川は見えませんが、夏の大三角は多分見えます。 そのうちの二つが、織姫と彦星です。 梅雨が明けたら、夜空を見上げて探してみてください。 夏の大三角は、大阪の空でも見ることはできます。 写真は画素数をかなり落として載せています。そのためぼんやりとした写真になっていますが、実際にはもっとはっきりと多くの星が写っています。
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2020.07.06

トピックス
「自分が感染者だと思って行動してください」と山中教授も言ってます。 センター長の石川です。 7月4日NHKで、山中教授とタモリが出演するコロナウィルスの特番がありました。 その中で、山中教授は「日本では無症状感染者が、感染を広めてしまっている。」と話されていました。 テレビ画面から撮影していますので、画像ノイズが入っています。 自分は感染していないと思っている人が、実は感染者で、特に多くの人が集まっている場所でクラスターの要因になっていると。 6月30日のブログにも書きましたが、つまり、自分たちが移らないようにということばかり考えてしまっていますが、実は既に移ってしまっていて、他者に移す可能性があるかもしれないのですよ、ということなのです。 ラグビー日本代表福岡選手も出演してました。 あらためて、「自分は感染者かもしれない」という考えを持って行動してくださいということになりますね。 例えば、50名の人が集団でいるとします。そのうちの1人でも無症状の人がいると、その集団でクラスターを発生させてしまう可能性があると言えるのです。 福岡選手は医者を目指してますね。 番組では免疫についても語られていました。 ここは重要なところになりますが、免疫についてはあらためて書いてみたいと思います。 IPS細胞によるワクチンも研究中だそうです。 まずは、「自分は感染者かもしれないと思って行動してください」ですね。 室内で密集にならないということでしょうか。 コロナウイルス対策実施中!
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2020.07.04

トピックス
7年連続最多更新 センター長の石川です。 7年連続最多更新とは、認知症の人の行方不明者数です。 昨年1年間の行方不明になった認知症の人は、のべ17,479名でした。 7年連続の増加だそうです。 朝日新聞より そのうち、以前からの届け出の人も含め、遺体で発見された人は460名もおられたそうです。 そして何故か、大阪が2007人で最多の届け出数。 ここ数年大阪が残念なトップが続いています。 以前の届け出を含め、昨年中に見つかった人は、17,340名おられ、このうち71.7%が届け出当日、99.4%が1週間以内に発見されたそうです。 とにかく早期発見がポイントになりますね。 昨年の安心声掛けつながり訓練の様子です。 これまでは人海戦術による捜索が主体でしたが、GPSやSNSなどの活用による早期発見システムを積極的に導入していく必要があります。 これらの科学技術を駆使しての早期発見、そして人が関わる認知症の人へのコミュニケーション技術の向上。この二つをミックスした「認知症になっても安心して住めるまちづくり」を目指していかなければならないですね。 コロナ禍において、認知症の人への安心声掛け訓練も厳しい状況ではありますが、行方不明者が増加し続ける現状において、やはりなんらかの対策は考え、継続実施は必要不可欠だと思います。 熱中症予防に向けてさんとりーです 厚労省HPより 厚労省HPより
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2020.07.01

トピックス
「井の中の蛙大海を知らず」でいいのだろうか?  センター長の石川です。 「井の中の蛙大海を知らず」ということわざを皆さんご存知でしょうか? 井戸の中にいる蛙は、海のことを知らない。つまり狭い範囲のことしか知らないで生きているということなのですね。「夏の虫は、氷のことを語ることが出来ない」と言うことわざも同類語ですね。 俺は蛙ではない たった一度の人生、ほんの少しのことしか知らないのは、折角の一度しかない人生、もったいないですね。 私たちの仕事も同じです。 目の前や周囲のことだけ見ていたら、なんの発展もないでしょう。 大変見にくくて申し訳ないのですが、今年の認知症ケア学会の発表内容のほんの一部です。 今回だけで300もの発表があったのです。そして300通りの考え方、捉え方、方法などがあるのです。認知症ケアに特化しただけで! 私たちは目の前のことしか見ていないと思いませんか?それも極端に。 これだけ色々皆さん考えて、アプローチしているというのに! そして発表するからには積極的に取り組むことが必要です。 なのに、あまりのも井の中の蛙になっていませんか? これは認知症ケアの世界だけの話ですので、世界はもっともっとでっかいです。 全く違う世界の発表を聞くと(例えば物理学とか)、???ってなってしまいますが、なるほど!と思うことも一杯あります。 私は、全く異質な世界の人の話を聞くのが大好きです。 書籍もケアの世界の本ではなく、全然違う世界の本を読むのが好きです。 そこには自分の知らない世界が一杯広がっており、そこから今の自分の仕事に役立つヒントが一杯あって、それを吸収するのです。 一見ケアの世界と何の関係もなさそうな、天文学や気象学も、実は結構認知症ケアと関連していることがあるのですよね。 たった一度しかない人生。色々なことに興味を持って吸収してほしいものです。 一方、「井の中の蛙大海を知らず」には、後からつけられた言葉があります。「井の中の蛙大海を知らず。されど、空の青さ(深さ)を知る」です。 たとえ井戸の中という狭い範囲であっても、空を見上げれば、その青さや深さを知ることが出来るということですね。それは言い換えれば、「専門性を深める」ということになるでしょう。 範囲としては狭いけど、その専門性を磨く(深める)ということですね。 「井の中の蛙大海を知らず。されど、空の青さ(深さ)を知る」 海も青空も広く青く深いですね! ふたつとも大切な意味があります。 ただ、専門性を深めるためには、目の前だけ見ていては深められないことも事実です。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 7月7日七夕ですね。 本来ならロマンを語れる日なのですが、 九州を襲っている豪雨のことを思うと、気持ちは晴れません。 星に願いを 今は、ただただ、雨が止むことを願います。 [caption id="attachment_1721" align="aligncenter" width="650"] 天の川の左にあるのが彦星、少し離れた右側にあるのが織姫星です。[/caption] コロナにしてもここ数年続く豪雨にしても、人間が生み出したものでしょう。 元々地球自体は何万年もかけて、温かい時期と寒い時期を繰り返してきたのですが、 今はゆっくりと温かい時期に向かっていたところだったのです。 それも何万年もかけてゆっくりと。 しかしここ50年でその気温上昇を猛スピードにしてしまったのは、人間です。 そのため尋常ならぬ雨が毎年降るようになってしまいました。 そのつけを払うのは、いつも庶民なのです。 [caption id="attachment_1722" align="aligncenter" width="650"] 見る場所や時期、時間によって天の川が立って見える時もあります。[/caption] さて、話を七夕に戻しましょう。 彦星は、わし座のアルタイル。天の川の川縁にあります。 織姫星は、こと座のベガ。天の川から少し離れたところにあります。 [caption id="attachment_1723" align="aligncenter" width="650"] 天の川の淵に位置するアルタイル、彦星です。[/caption] ふたつの星の間の距離は15光年。つまり、ふたつの星が会おうとすると、 超光速でも15年、二人が歩み寄るので、7年半かかります。 天の川の織姫星側の淵、白鳥座のアルビレオ過ぎた辺りで逢えるでしょうか。 川淵の中でのデートになりますね。 [caption id="attachment_1724" align="aligncenter" width="650"] 孤高に輝く姫、ベガ。織姫星です。[/caption] 当分の間、雨雲に邪魔されて星空を見ることはできませんが、 空が晴れたら、天空にはこのような天の川が広がっています。 大阪の空では天の川は見えませんが、夏の大三角は多分見えます。 そのうちの二つが、織姫と彦星です。 梅雨が明けたら、夜空を見上げて探してみてください。 [caption id="attachment_1725" align="aligncenter" width="650"] 夏の大三角は、大阪の空でも見ることはできます。[/caption] 写真は画素数をかなり落として載せています。そのためぼんやりとした写真になっていますが、実際にはもっとはっきりと多くの星が写っています。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 7月4日NHKで、山中教授とタモリが出演するコロナウィルスの特番がありました。 その中で、山中教授は「日本では無症状感染者が、感染を広めてしまっている。」と話されていました。 [caption id="attachment_1715" align="aligncenter" width="650"] テレビ画面から撮影していますので、画像ノイズが入っています。[/caption] 自分は感染していないと思っている人が、実は感染者で、特に多くの人が集まっている場所でクラスターの要因になっていると。 6月30日のブログにも書きましたが、つまり、自分たちが移らないようにということばかり考えてしまっていますが、実は既に移ってしまっていて、他者に移す可能性があるかもしれないのですよ、ということなのです。 [caption id="attachment_1716" align="aligncenter" width="650"] ラグビー日本代表福岡選手も出演してました。[/caption] あらためて、「自分は感染者かもしれない」という考えを持って行動してくださいということになりますね。 例えば、50名の人が集団でいるとします。そのうちの1人でも無症状の人がいると、その集団でクラスターを発生させてしまう可能性があると言えるのです。 [caption id="attachment_1717" align="aligncenter" width="650"] 福岡選手は医者を目指してますね。[/caption] 番組では免疫についても語られていました。 ここは重要なところになりますが、免疫についてはあらためて書いてみたいと思います。 [caption id="attachment_1718" align="aligncenter" width="650"] IPS細胞によるワクチンも研究中だそうです。[/caption] まずは、「自分は感染者かもしれないと思って行動してください」ですね。 室内で密集にならないということでしょうか。 [caption id="attachment_1451" align="aligncenter" width="650"] コロナウイルス対策実施中![/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 7年連続最多更新とは、認知症の人の行方不明者数です。 昨年1年間の行方不明になった認知症の人は、のべ17,479名でした。 7年連続の増加だそうです。 [caption id="attachment_1712" align="aligncenter" width="650"] 朝日新聞より[/caption] そのうち、以前からの届け出の人も含め、遺体で発見された人は460名もおられたそうです。 そして何故か、大阪が2007人で最多の届け出数。 ここ数年大阪が残念なトップが続いています。 以前の届け出を含め、昨年中に見つかった人は、17,340名おられ、このうち71.7%が届け出当日、99.4%が1週間以内に発見されたそうです。 とにかく早期発見がポイントになりますね。 [caption id="attachment_1711" align="aligncenter" width="650"] 昨年の安心声掛けつながり訓練の様子です。[/caption] これまでは人海戦術による捜索が主体でしたが、GPSやSNSなどの活用による早期発見システムを積極的に導入していく必要があります。 これらの科学技術を駆使しての早期発見、そして人が関わる認知症の人へのコミュニケーション技術の向上。この二つをミックスした「認知症になっても安心して住めるまちづくり」を目指していかなければならないですね。 コロナ禍において、認知症の人への安心声掛け訓練も厳しい状況ではありますが、行方不明者が増加し続ける現状において、やはりなんらかの対策は考え、継続実施は必要不可欠だと思います。 熱中症予防に向けてさんとりーです [caption id="attachment_1684" align="aligncenter" width="650"] 厚労省HPより[/caption] [caption id="attachment_1683" align="aligncenter" width="622"] 厚労省HPより[/caption]
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 「井の中の蛙大海を知らず」ということわざを皆さんご存知でしょうか? 井戸の中にいる蛙は、海のことを知らない。つまり狭い範囲のことしか知らないで生きているということなのですね。「夏の虫は、氷のことを語ることが出来ない」と言うことわざも同類語ですね。 [caption id="attachment_1501" align="aligncenter" width="650"] 俺は蛙ではない[/caption] たった一度の人生、ほんの少しのことしか知らないのは、折角の一度しかない人生、もったいないですね。 私たちの仕事も同じです。 目の前や周囲のことだけ見ていたら、なんの発展もないでしょう。 大変見にくくて申し訳ないのですが、今年の認知症ケア学会の発表内容のほんの一部です。 今回だけで300もの発表があったのです。そして300通りの考え方、捉え方、方法などがあるのです。認知症ケアに特化しただけで! 私たちは目の前のことしか見ていないと思いませんか?それも極端に。 これだけ色々皆さん考えて、アプローチしているというのに! そして発表するからには積極的に取り組むことが必要です。 なのに、あまりのも井の中の蛙になっていませんか? これは認知症ケアの世界だけの話ですので、世界はもっともっとでっかいです。 全く違う世界の発表を聞くと(例えば物理学とか)、???ってなってしまいますが、なるほど!と思うことも一杯あります。 私は、全く異質な世界の人の話を聞くのが大好きです。 書籍もケアの世界の本ではなく、全然違う世界の本を読むのが好きです。 そこには自分の知らない世界が一杯広がっており、そこから今の自分の仕事に役立つヒントが一杯あって、それを吸収するのです。 一見ケアの世界と何の関係もなさそうな、天文学や気象学も、実は結構認知症ケアと関連していることがあるのですよね。 たった一度しかない人生。色々なことに興味を持って吸収してほしいものです。 一方、「井の中の蛙大海を知らず」には、後からつけられた言葉があります。「井の中の蛙大海を知らず。されど、空の青さ(深さ)を知る」です。 たとえ井戸の中という狭い範囲であっても、空を見上げれば、その青さや深さを知ることが出来るということですね。それは言い換えれば、「専門性を深める」ということになるでしょう。 範囲としては狭いけど、その専門性を磨く(深める)ということですね。 「井の中の蛙大海を知らず。されど、空の青さ(深さ)を知る」 [caption id="attachment_871" align="aligncenter" width="650"] 海も青空も広く青く深いですね![/caption] ふたつとも大切な意味があります。 ただ、専門性を深めるためには、目の前だけ見ていては深められないことも事実です。