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「2018年12月」で記事を検索しました。

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2018.12.04

認知症の教室(一般市民用)
「もの忘れについて」① 一般の方並びに介護従事初心者の方向け認知症教室2 センター長の石川です。 今回は認知症の教室第2回目です。 一般の方だけでなく、新人介護従事者向けにもなっています。 今回は「もの忘れ」について、その①です。 前回同様、長谷川洋先生の文章をベースにしてお伝えします。 認知症というと一番思い浮かべるのは「もの忘れ」ですね。 しかし、もの忘れは私たちにも普段からあります。 隣の部屋に何かを取りに行こうと思って、隣の部屋に来たら、何を取りに来たのか忘れてしまって、「えっと、何を取りに来たんだろう?」などと思ってしまうことはあるかもしれませんね。 でもそのことがすぐに「認知症」と結びつくわけではありません。 認知症とは、もの忘れに伴い「生活に支障を生じている状態」であり、自分が体験した「出来事全体」を忘れてしまうという特徴があるのです。そしてそれは、まさしく「認知症」の「症」という言葉が付くように、 症状、つまり病気としてとらえることになるのです。 記憶を帯で例えれば、通常の物忘れは体験の一部を忘れるだけなので、その忘れた部分は思い出すことが出来ます。 しかし、認知症の物忘れは、体験全体を忘れてしまうので、さっきあったことも思い出せず、生活の支障へと進んでいくのです。 (中央法規出版「認知症のケアマネジメント」長谷川洋・石川進著 P5図表1-2参照) 体験そのものを忘れてしまうので、そのことを問うたり責めたりすることは、本人にはわけのわからない、つらいことだということを認識してください。   (つづく)
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2018.12.01

トピックス
笑いと学びのシンポジウム開催されました センター長の石川です。 第5回シンポジウムが11月30日若江岩田駅前、希来里イコーラムホールで開催されました。 200名以上の市民の方が来られ、ただただ感謝です。 シンポジウムのテーマは「健康寿命を延ばそう!」で、そのトップバッターを勤めたのが、 市民ボランティアが集まって作られた「劇団くり~ん」の皆様でした。 今回は、「生活習慣病予防劇、レッツ・ゴー・ケンシーン」を演じてくれました。 保健所が全面バックアップされている劇団でもありますす。 著名な先生の話を聞くのもいいけれど、このような市民ボランティアグループの参加にこそ、 私たちのシンポジウムの意味があると思います。 その次に出演していただいたのが、フラダンスグループ「フラ ハラウ オカ マヌ レオ コーナネ」の皆様です。 本格的なフラダンスを披露していただいた後に、会場の皆さんと一緒にフラダンスを楽しく踊りました。 皆さんひと汗かくくらい楽しく体を動かしておられましたよ。 次にネットワーク委員による「ストップ・ザ・心筋梗塞」が公演されました。 劇団くり~んさんに負けじと、河内医師会の尾﨑仁先生と包括職員との、笑いを交えた劇で盛り上がりました。河内医師会の西岡先生による解説や、東大阪市東歯科医師会松前先生による口腔ケアについての話もありました。 河内薬剤師会の川口先生は、お芝居が好きなのか、吉本新喜劇並みの上手さ?で演じていただきました。 先生方、なかなかの役者です。 終わってみればあっという間の2時間でした。 たくさんの市民の方に集まっていただいたことに感謝 またシンポジウム実施を支えてくれた皆様にも、ただただ感謝です。 ありがとうございました。 *この様子はケーブルテレビのJ・コムさんによりニュース放送されます。
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 今回は認知症の教室第2回目です。 一般の方だけでなく、新人介護従事者向けにもなっています。 今回は「もの忘れ」について、その①です。 前回同様、長谷川洋先生の文章をベースにしてお伝えします。 認知症というと一番思い浮かべるのは「もの忘れ」ですね。 しかし、もの忘れは私たちにも普段からあります。 隣の部屋に何かを取りに行こうと思って、隣の部屋に来たら、何を取りに来たのか忘れてしまって、「えっと、何を取りに来たんだろう?」などと思ってしまうことはあるかもしれませんね。 でもそのことがすぐに「認知症」と結びつくわけではありません。 認知症とは、もの忘れに伴い「生活に支障を生じている状態」であり、自分が体験した「出来事全体」を忘れてしまうという特徴があるのです。そしてそれは、まさしく「認知症」の「症」という言葉が付くように、 症状、つまり病気としてとらえることになるのです。 記憶を帯で例えれば、通常の物忘れは体験の一部を忘れるだけなので、その忘れた部分は思い出すことが出来ます。 しかし、認知症の物忘れは、体験全体を忘れてしまうので、さっきあったことも思い出せず、生活の支障へと進んでいくのです。 (中央法規出版「認知症のケアマネジメント」長谷川洋・石川進著 P5図表1-2参照) 体験そのものを忘れてしまうので、そのことを問うたり責めたりすることは、本人にはわけのわからない、つらいことだということを認識してください。   (つづく)
ブログ投稿画像 センター長の石川です。 第5回シンポジウムが11月30日若江岩田駅前、希来里イコーラムホールで開催されました。 200名以上の市民の方が来られ、ただただ感謝です。 シンポジウムのテーマは「健康寿命を延ばそう!」で、そのトップバッターを勤めたのが、 市民ボランティアが集まって作られた「劇団くり~ん」の皆様でした。 今回は、「生活習慣病予防劇、レッツ・ゴー・ケンシーン」を演じてくれました。 保健所が全面バックアップされている劇団でもありますす。 著名な先生の話を聞くのもいいけれど、このような市民ボランティアグループの参加にこそ、 私たちのシンポジウムの意味があると思います。 その次に出演していただいたのが、フラダンスグループ「フラ ハラウ オカ マヌ レオ コーナネ」の皆様です。 本格的なフラダンスを披露していただいた後に、会場の皆さんと一緒にフラダンスを楽しく踊りました。 皆さんひと汗かくくらい楽しく体を動かしておられましたよ。 次にネットワーク委員による「ストップ・ザ・心筋梗塞」が公演されました。 劇団くり~んさんに負けじと、河内医師会の尾﨑仁先生と包括職員との、笑いを交えた劇で盛り上がりました。河内医師会の西岡先生による解説や、東大阪市東歯科医師会松前先生による口腔ケアについての話もありました。 河内薬剤師会の川口先生は、お芝居が好きなのか、吉本新喜劇並みの上手さ?で演じていただきました。 先生方、なかなかの役者です。 終わってみればあっという間の2時間でした。 たくさんの市民の方に集まっていただいたことに感謝 またシンポジウム実施を支えてくれた皆様にも、ただただ感謝です。 ありがとうございました。 *この様子はケーブルテレビのJ・コムさんによりニュース放送されます。