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2021.02.22

見かた捉え方を変えて見ること

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認知症の教室(一般市民用)

認知症の教室(専門職用)

池の端で、ばあちゃんが鯉に向かって100円玉を投げていました。
それを見た男性が、
「なんで100円投げてんねん。」
と、ばあちゃんに聞きました。

ばあちゃんは鯉に100円玉を投げながら
「そこに、こいのえさ100円って書いてあるやろ。」

見かた捉え方を変えてみる

確かに。

でも私たちはそれを、ばあちゃんの勘違い、認知力の欠如と断言するかもしれません。
「何言うてんねん、ぼけとんのか。トレビの泉やあるまいし。」
と、普通なら、そう思うかもしれません。

それが普段仕事においても私たちがやってしまう判断です。
でもそれは硬直化した考えかもしれません。

見かた捉え方を変えてみる
四角四面ではなく、発想を働かせること

「あ、なるほどね~ そんな捉え方もあるわな~ おもろいやん。」とか
「ほんまやな~ ここの鯉は贅沢やな~」とか
「ばあちゃんなかなかやるな~ そらそう読めるわな~」とか

見かた捉え方を変えてみると、また別の発想、考えが生まれるかもしれません。
温かなユーモアを交えると、頭の柔軟性は増えていきます。

 

「それは間違ってる。」とだけを思ってしまうことの方が、
間違っているのかもしれません。

 

センター長の石川でした。